鑑賞日和

本や映画ドラマなどの感想をぼちぼちと

ER シーズン1

f:id:konomichiwoikeba:20200418155755j:plain

ERシーズン1 緊急救命室

~医療現場の人間模様~

 

人はどうしてドラマや映画を観るのだろう?

刺激が欲しくて・時間があるから・なんとなく・・・

いろいろ理由はあるけれど、私が映画やドラマを観る理由は自分以外の人達の人生をのぞき観れること

時には主人公の目線で、時にはその現場にいる気持ちで、自分の経験と照らし合わせて観ています。

 

むかし・・・

ウチのばぁちゃんが、夜決まった時間になると居間のTVの前で、まさにカブリつくように観ていたのがこの「ER~緊急救命室~」でした。

 

その頃は「また何か、観よる (笑)」と全然興味がなく観ませんでしたが・・・

大人になって観てみると・・・まぁーおもしろい!

「ばぁちゃん、なんかごめん!」

あの頃の私が目の前にいたら「なに、斜に構えてんだ!」と往復ビンタをしてやりたいところですよ (笑)

 

シカゴにあるカウンティ総合病院の救急救命室(Emergency Room 略称:ER)に勤めるスタッフたちの日常を切り取ったヒューマンドラマなんですが、ほんと普段関わり合いのない世界…

決まった主人公はいないのですが、みんなそれぞれ魅力的な性格をしていて観ていて共感することも多いドラマです。

今回は、そんなER シーズン1について書きます。

 

もくじ

1、概要              

2、登場人物              

3、あらすじ             

4、まとめ

5、このドラマ・・・こんな人にオススメ

 

1,概要

 

「ER シーズン1 ~緊急救命室」

 

放送期間:1994年9月19日~1995年5月18日

ジャンル:海外ドラマ

 

作者:マイケル・クライトン

出演者:

アンソニー・エドワーズ(マーク・グリーン)

ノア・ワイリー(ジョン・トルーマン・カーター)

ジョージ・クルー二ー(ダグラス・ロス)

エリク・ラサル(ピーター・ベントン)

シェリー・ストリングフィールド(スーザン・ルイス)

ジュリアナ・マルグリーズ(キャロル・ハサウェイ)

 

 

2,登場人物

 ・マーク・グリーン (ERチーフレジデント)

16歳の時、現在の妻ジェニファーと出会い、4年間の交際を経て20歳で結婚。

女性関係に非常に疎く「女性は妻だけしか知らない」という悩みもある。

ジェニファーとの間にレイチェルという娘がいる。

学生ローンサービスからお金を借り医大の学費を工面する。

同じERで働くダグラス・ロスは親友。歳はロスより3つ下。

優しく誠実な人柄と確かな腕前で患者やスタッフから厚い信頼を得ている。

個性的なキャラクターの多いERスタッフ達の中では、一番の人格者。

 

余談であるが、ウチのばぁちゃんはグリーン先生のファンだった(笑)

 

・ジョン・トルーマン・カーター(大学医学部3年の研修生)

大財閥の創業者の孫。

幼少期、兄ロバートを急性骨髄性白血病で亡くすが、治療に当たってくれた医師の仕事ぶりを見て、弁護士になれと言う両親の反対を押し切って医師になった。

性格はやっぱりお坊ちゃん感がぬぐえず、医療の経験も少なく自信もあまりない。

医療に対する熱意はあるが、空回りすることもたびたび。

 

・ダグラス・ロス(ER所属の小児科フェロー)

 愛称は「ダグ」、グリーンとは親友。歳はグリーンより3歳上。

医学部の学費を15年ローンで返済中。

子供に優しく強い正義感を持っているが、信念が強すぎるあまり度々問題を起こす。

屈指のプレイボーイであり、付き合う女性を次々と変えている。

看護師のキャロルとは、親密な関係だったがダグの女グセの悪さが災いして破局

だが未だにキャロルに対して未練はある。

 

いまでは有名俳優であるジョージ・クルー二ーは、このダグ役で人気に火がついた。

 

・ピーター・ベントン(外科レジデント2年目)

 ERにやって来たカーターの教育係を務める。

昔からの夢は、心臓胸部外科医になること。

学生ローンサービスを利用して、医大の学費を工面した。

菜食主義者

母の介護に当てる時間や費用のやりくりに相当苦労している。

優れた技術と強い上昇志向をもっており、外科移植チームと学ぶための奨学金に応募するほどの野心家である。

感情を表すのが苦手で、人から誤解され衝突してしまうこともあるが、真面目で根は優しい。

 

ERとは関係ない話だが…

ピーター役のエリク・ラサルが「星の王子ニューヨークに行く」のライバル役で出た時に、なぜか妙な親近感がわき笑ってしまった。(笑)          

 

・スーザン・ルイス(一般内科・外科レジデント2年目)

左利き、飛行機嫌い、特技は王冠を引き出しの取っ手に引っ掛けて器用に開けること。

学生ローンサービスからお金を借りて学費を工面する。

心臓外科医を目指している。

奔放な姉がおり、それが悩みの種である。

竹を割った様なサッパリとした性格で、物事をハッキリと言う自立した女性。

 

・キャロル・ハサウェイ(公認看護師・理学修士・看護師長)

左利き、ビジネススクールを中途退学し、看護学校を卒業する。

ロシア人(またはウクライナ人)の母の影響で、ロシア語を少し話せる。

看護師のスケジュールを決める専権を与えられている。

「ERは医師ではなく、看護師で回っている」という信念をもっている。

ダグと親密な関係であったが破局となり、整形外科医のタグリエルと婚約している。

 

この六人の主要メンバーを中心に、ドラマが展開していくのがシーズン1です。

 

3,あらすじ

マイケル・クライトン医学生だったころのエピソードを綴った作品「5人のカルテ」

(ハヤカワ文庫)が原作。

シカゴにあるクック群病院(ドラマではカウンティ総合病院)の救急救命室(Emergency Room 略称:ER )で働く医師や看護師達の日常をリアルに描いたドラマ。

ドラマは、ジョン・カーターの病院実習(ER実習)の第1日目の出来事からはじまる。

 

4,まとめ

長い労働時間に安い賃金、しかも患者が死亡する危険性が高い救急救命の現場でそれでも人の命を救いたいという志を持って、医療の現場で働く若手の医者や看護師達のドラマ

救おうと努力しているのに、治療むなしく死んでしまった患者の遺族に攻め立てられたり、高額な治療費・人種差別・児童虐待エイズ銃社会 アメリカの医療の問題がこれでもかと彼らに押し寄せて来ます。

 

そんな中ででも、まっすぐ前を向いて成長していく彼らの人間ドラマをぜひ皆さんにも

観て頂きたい。

いろいろ共感したり、怒ったり、悲しんだり、驚いたり、恋愛話に顔を赤らめたり(笑)

見終わったとき自分の人生だけでは、経験出来なかった経験がきっと出来ていると思います。

 

 5、このドラマ・・・こんな人にオススメ

  • 救急医療に興味のあるひと
  • 長いスパンでドラマを楽しみたいひと
  • 刺激のあるヒューマンドラマに興味のあるひと

 

 

甘い誘い

甘い誘い

  • メディア: Prime Video