鑑賞日和

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ERシーズン1 緊急救命室 第1話「甘い誘い」

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「ER 緊急救命室 シーズン1」

第1話「甘い誘い」

~医療の現場の人達から学ぶ人生論~

こんにちは!

今回はERシーズン1 第1話「甘い誘い」を観た感想を書いていきたいと思います。

このドラマは、特定の主人公はおらず、中心人物の6人の周りで起こる出来事を観ていくドラマです。

 

とても個性豊かなキャストがいっぱい出演するので、「この人の考え方わかる!」とか

「こいつのこうゆう所、好きになれんわー」とか思ひながら観たら面白いんじゃないかな~と思います。

誰かに感情移入して観ると自分も一緒になって体験した気分になれますよね(^^)

 

話はそれますが、私も先日TVで九年間一緒にすごした盲導犬を手放す盲目のご主人が号泣するのを観て一緒になって大号泣してしまいました(照)

 

なるだけネタバレの無いよう気を付けますが、もしも「ネタバレしてるしー!」と

ご立腹の紳士淑女の方達がいたら、まだ不慣れのこの若輩ものをお許しください(汗)

 

もくじ

1,タイトル 評価

2,登場人物

3,第一話 あらすじ

4,感想

5,第一話名シーン

 

 

1,ER シーズン1 第1話:「甘い誘い」

評価 ★★★★☆ 

ジャンル:海外ドラマ

作者:マイケル・クライトン 

 

2,登場人物

 

(マーク・グリーン)

ERチーフレジデント

人格者でERスタッフ達のリーダー的存在 妻帯者で1人娘がいる。

家族と仕事ですれ違いの為、労働環境の良い個人病院に移ろうかどうか思案中

ロスとは親友

 

ジョン・カーター

医学部3年 研修生

大財閥の御曹司 

今日が、ER研修初日

 

(ダグラス・ロス)

ER所属の小児科フェロー

かなりのプレイボーイで看護師のキャロルと付き合っていたが女グセの悪さの為破局

グリーンとは親友

 

(ピーター・ベントン)

外科レジデント二年目

上昇志向が高く、技術力もある。

プライドが高く鼻につく所も持っている。

 

(キャロル・ハサウェイ)

看護師長

姉御肌でスタッフ達からの信頼も厚い

ロスと付き合っていたが破局 今は整形外科医と婚約中

 

(スーザン・ルイス)

内科・外科レジデント二年目

性格はサバサバしており、ハッキリものを言うタイプ

仕事が忙しく最近、彼氏と別れた。 グリーンと仲が良く何でも話せる間柄。

 

 

3,第1話「甘い誘い」 あらすじ

マーク・グリーンは、シカゴにあるカウンティ総合病院のERチーフレジデント

ERの中では、若手の医者達のリーダー的ポジションにいる。

ERは病院の玄関口なので、重症・軽傷問わず患者はまずこのERで診ることになる。

このERで診察し、症状の重い患者は同じ病院の専門の科へと紹介する様な形だ。

だからこのER、はっきり言ってメチャクチャ忙しい!

 

病気やケガ、事故は突然起こる…昼夜問わず待ってはくれない(汗)

だから仮眠もおちおち取れない、今日も看護師が目覚まし時計のように夜勤のグリーン先生を起こしに来る・・・

 

朝から工事現場の事故やら、遺族に死亡宣告、ERに研修に来たふたりの学生の対応、色仕掛けをしてくる患者、小指のさかむけを治療にくる老婦人、出産の立ち合い、妻に勧められて受ける個人病院の面接などなど…グリーン先生は超多忙

 

そして極めつけは、一緒に働くスタッフにあんな事が起きるなんて・・・

 

 

4,感想

あらすじをグリーン先生目線で書いてしまいましたが…

他にもスーザンのガン患者への対応

ベントンの適切な応急処置からの部長の言葉

ダグとキャロルの言葉はなくとも、目と目を合わせて何かを語るシーン

児童虐待していると疑われる母親に対してのダグの怒り

そして、なんと言ってもカーターのER研修初日

やることなす事空回りのこのカーター君は、果たして立派なお医者になれるのでしょうか?(笑)

カーターの成長を一緒に観ていくのもこのドラマの醍醐味でもあります。

この第一話はタイトルの「甘い誘い」どうり

睡眠欲や色欲、出世欲など色々甘い誘惑が出てきます。

そんな甘い誘いをことごとく断ち切っていくグリーン先生の「自分は医者である」という信念や志は観ててやっぱりスゴイなぁと感じました。

私も、仕事に誇りを持って打ち込もうとさえ思いました。

だって、どんな仕事も誰かの役には立っているのだから(^^)

 

5,第一話 名シーン

今回の第一話の名シーンは・・・

ナイフで刺された患者を見て気分が悪くなったカーター、病院の外へと出てしまいます。

心配して追いかけてきたグリーン先生に自分が情けないと「すいません」謝ります。

その時、カーターにグリーン先生が語りかけるワンシーン。

 

「謝ることはない」

「医者には2種類ある。自分の感情を切り捨てるタイプと感情を切り捨てれないタイプだ。」

「何かあると後者は、治療する側の自分が病気になってしまいそうになる・・・」

「ここに来る人たちは、病に侵され、血を流し死に直面し助けをもとめている。自分の感情より彼らを助ける事が先だ。」

「そうと知ってても、こたえるよな…こんな仕事、放り出して他の事をやりたいと何度思ったか・・・本当だ!」

 

この言葉医療の現場の最前線で自分の事を犠牲にしながらも、患者さんを救いたいという信念を持って働いているグリーン先生だからこそ、重みのある言葉としてカーターにささったと思います。

「つらいんなら、やめちゃえば・・・」これが自分に対する自分からの一番「甘い誘い」なのかもしれませんね(汗)

 

こんな名シーンの観れるERシーズン1第一話、皆さんもぜひ観てみてくださいねー

 

 

 

甘い誘い

甘い誘い

  • メディア: Prime Video