ER シーズン1 緊急救命室 第2話「誤診」
「ER 緊急救命室 シーズン1」
第2話「誤診」
~医療の現場の人達から学ぶ人生論~
こんにちは!
今回は、ER シーズン1第2話「誤診」を観た感想を書いていきたいと思います。
前回のあらすじも、書いていきますのでまだ第一話を視聴されてなくて、ネタバレがイヤな方はまずは第一話を視聴してから読んで頂ければありがたいです。
それでは・・・書いていきます!
もくじ
1,タイトル 評価
2,登場人物
3,前回までのER
4,今回のあらすじ
5,感想
6,今回の名シーン
1,ER シーズン1 第二話:「誤診」
評価:★★★☆☆
ジャンル:海外ドラマ
作者:マイケル・クライトン
2,登場人物
(マーク・グリーン)
ERチーフレジデント
妻帯者で娘が一人、ダグは親友
前回の私立病院への転職は、条件も良く家族との時間もとれるが…医者としての本筋からそれている気がして断ろうと考えている。
(ジョン・カーター)
大学医学部3年ER研修生
前回からだいぶ経ち、多少現場にも慣れてきている。
教育係のベントンは厳しく、いびられる事もしばしば必死に付いていこうと奮闘中
(ダグラス・ロス)
ER小児科フェロー
愛称ダグ、グリーンは親友
カーターと同じ時期に研修に来た女学生の教育係
前回キャロルが自殺未遂をし、なぜか責任を感じてショックを受けている
退院してだいぶ経つのに、未だにお見舞いに行けてない
キャロルとは、2年付き合ってた
(ピーター・ベントン)
外科レジデント二年目
カーターの教育係として、更に気を引き締めて対応せねばと考えている
(スーザン・ルイス)
内科・外科レジデント二年目
グリーンとは私生活の話など、なんでも話せる仲
(キャロル・ハサウェイ)
看護師長
ダグとは二年付き合っていたが破局、今は整形外科医と婚約中
前回、自殺未遂をしてしまい 今は回復退院して今は自宅で療養中
3,前回までのER
シカゴにあるカウンティ総合病院、ER
ここで働くスタッフ達は、急患、軽症、重症、いろいろな患者達の対応に追われている
ここで働く若手の医者達のリーダー的ポジションにいるマーク・グリーンは、多忙な中にもこのERの仕事に生きがいを感じている。
妻や娘とはすれ違いの日々、時間やお金の条件のいい私立病院に移籍しようかどうしようか迷っていて、今日は私立病院の面接の予約が入っている。
ダグ・ロスとキャロル・ハサウェイは、一度は付き合っていたがダグの女グセの悪さで
破局した。キャロルは今は整形外科医と婚約中だ。
ダグも今日から、女の学生研修医の教育係になる。
その日の夜、服毒自殺を図ったキャロルがERに担ぎ込まれ・・・
ダグはかなりのショックを受けて気が気じゃない。
児童虐待をしている母親や学生にも、怒りをぶつけてしまう。
カウンティ総合病院は、ティーチングホスピタル
今日は、学生の研修医であるジョン・カーターが医療研修に来る初日
カーターの教育係についたのは、ピーター・ベントン
向上心が高くプライドの高い野心家の二年目の外科医だ。
ベントンの厳しい指導のもと色々な経験をするが、初めての経験ばかり妊婦の出産に立ち合ったり、点滴や縫合、ナイフで刺された患者など
目まぐるしくて上手く仕事の出来ない自分に情けなさも感じる一日だった。
グリーンやベントンに励まされ、なんとか一日を終える。
4,今回のあらすじ
「誤診」とは、医師が診断を誤ること。
今回のタイトルは「誤診」だが・・・
知識のあるものが相手や自分のことを分かっていると過信しすぎてしまう為に、判断を間違ってしまうことも「誤診」と言えるような話だった。
- 飲酒運転で交差点で、何の罪もない家族の車の横っ腹にツッコんだ酔っ払い
- まさか12歳の子供が銃で撃ってくるとは思ってもいない酒屋のお父さん
- 一人では自分で薬も飲めないような認知症のおじいさんをベットがいっぱいだからと家に帰そうとする医者
- 呼吸障害が出ていて、人工呼吸器を付けないと生きていけない奥さんに自分が死んでほしくないという理由で奥さんや医者の意見も聞かず、人工呼吸器をつけてくれと医者に頼む旦那
- 自分はこの患者の主治医だからと、ベントンが出した診断を鼻で笑って一蹴する医者
- 自分達の夫婦の愛は永遠に続くと信じているグリーン
- キャロルが自殺未遂をした責任は、自分にあるんじゃないかとキャロルのお見舞いに行くことを躊躇しているダグ
誰かのことまたは自分のことを理解してるつもりになっていたら、とんでもない代償を払ってしまうことになる・・・
5,感想
今回は、人は判断を誤るものなんだと
特に相手や自分の事を理解していると過信している人間ほど大きなミスをおかしてしまんだなと考えさせられたエピソードでした。
人は判断を誤るもの だからこそ時には立ち止まり自分や相手の事をもう一度深く考えてみよう。
6,今回の名シーン
今回の名シーンは、妻を亡くして悲しみにくれる主人が
最後の別れの言葉(詩)を語りかけ、亡き妻に「最後の口づけ」を交わすシーンです。
この時、集団食中毒で披露宴を中止した団体が待合室で披露宴の続きをしており
アコーディオの音が遠くからBGMとして、聴こえてとても印象的です。
この別れのシーンに立ち会ったダグは、誰が大切な人なのかと理解してキャロルのお見舞に行く勇気を出します。
自分のこと、大切な誰かの事をもう一度ゆっくり考えてみようと思えるエピソードなので皆さんも
ぜひ観てみてくださいねー