鑑賞日和

本や映画ドラマなどの感想をぼちぼちと

「時をかける少女」 ~ノスタルジックな気分~

f:id:konomichiwoikeba:20200506234943j:plain

時をかける少女

~ノスタルジックな気分~

 

こんにちは!

先日、映画界の巨匠 大林宜彦監督が惜しまれつつも亡くなりましたね。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

大林監督と言えば、自身の望郷を込めて尾道を舞台とした「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の”尾道三部作”で有名な監督ですよね(^^)

 

その三部作の中でも、私が一番に観てみたい!と思ったのが

今回の映画「時をかける少女

 

なぜかというと単純に原田知世が可愛い!」からっ(笑)

ええ、笑っておくんなましっ!不純でもなんでも、興味を持つキッカケってそんなもんじゃないですか!

え~、ひとどうり開き直ったところで・・・

書いていきたいと思います!

 

※ネタバレを一部含みますので、ネタバレが嫌な方は視聴してから、読んで頂くと嬉しいです。

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、概要

3、登場人物

4、あらすじ

5、名シーン

6、感想

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

 

1、「時をかける少女

評価:★★☆☆☆

ジャンル:SF(ロマンス)

 

 

2、概要

筒井康隆ジュブナイルSF小説「時をかける少女」の最初の映画化作品

 

公開日:1983年7月16日

原作:筒井康隆

監督:大林宜彦

脚本:剣持亘

撮影:阪本善尚

音楽:松任谷正隆

主題歌:原田知世時をかける少女

上映時間:104分

 

キャスト:

原田知世(芳山和子) 高柳良一(深町一夫) 尾美としのり(堀川吾朗)

岸部一徳(福島利男) 根岸季衣(立花尚子) 津田ゆかり(神谷真理子)

 

 

3.登場人物

芳山和子:

高校2年生、明朗活発な女の子で、ロマンチストで夢見がちな所がある。

普段はしっかりしている優等生だが、好きな人には甘えたいという女の子の一面も持っている。

弓道部所属

子供の頃、ひな祭りで同学年くらいの男の子と遊んでいる時にはずみで、鏡を割ってしまい今でもその時の傷が右手に残っている。

実験室で、ラベンダーの香りのする薬品を嗅いでから、不思議な出来事が起こるようになり、以前の自分と違う事に不安を覚える日々を過ごしている。

 

深町一夫:

和子のクラスメイト。

物静かで落ち着いた性格をしており、和子のことを親身に心配してくれる。

クラスの中では、影のうすい存在で気が付いたらいつもそばにいるタイプ。

植物が大好きで、休日になると植物採集にでかけるほど、家には温室があり花々を育てている。

祖父母と暮らしている。

 

堀川吾朗:

和子のクラスメイトで幼なじみ。

現実的な考えの持ち主で、ロマンチストな和子や深町のことを呆れ気味に見ている。

明るいクラスのムードメーカー的存在。

家業は醤油の醸造業をしており、父がいないので休日には、家の手伝いをしている。

大学には行かず卒業後は、家業を継ぐつもりでいる。

ほのかに和子に、恋心を抱いている。

 

福島利男:

和子の高校の国語教師。

朗らかな性格で、生徒たちからの人気も高い。

 

立花尚子:

和子のクラス担任。

福島に好意を寄せている。

 

神谷真理子:

和子のクラスメイトで、学級委員。

 

 

4、あらすじ

 

土曜日の放課後、理科室の掃除当番になった芳山和子は誰もいない実験室で、怪しい物音を聴く。

中に入るとフラスコが倒れており、ラベンダーの香りが広がっていた・・・

和子はそこで気を失ってしまうのだが、その日以来和子の周りで不思議の出来事が起こるになる・・・

 

5、名シーン(※ここからネタバレを一部含みます)

 

今回の映画の名シーンは

和子が自分の身に起きた不思議の出来事を深町に打ち明けるシーンです。

深町に対して淡い恋心を抱いている和子が、帰り道で打ち明けます。

 

深町:「君はテレポーテーションとタイムリープを同時に行う力を持ってしまったとしか考えられない」

 

和子:「嘘だわ、そんなのデタラメよ! どうして私が?」

「じゃあ、昨日の明日を生きているハズの私は、どこへ行ってしまったの?」

 

深町:「存在しないんだ…いや、存在出来ないんだ。 この世界には二つの時間、二つの空間に同時に存在することは、出来ないんだ・・・」

 

和子:「なんだかもう、わからない・・・」

そう言って落ち込む和子の肩を深町は、抱き寄せます

 

和子:「もっと、強く抱いて…あなたとこうしていると、なんだか安心なの・・・」

 

星空の中、同じコートを一緒にはおり抱きしめ合うふたり

なんとも、ロマンチックなムードを漂わしています。

好きと言わずとも、好きなのがわかる・・・そんなシーンです。 (〃▽〃)ポッ

 

6、感想

 

私、1978年生まれなんですが・・・この映画を観ると何とも言えないノスタルジックな気分を味わいます。

思春期の少女の淡い恋心を繊細にかきあげてると共に、瀬戸内海をのぞむ古き良き時代の街並みがとてもキレイでふとっ幼少の頃の記憶がよみがえる様な。

なんとも言えない気持ちに、させられました。

 

しかし、原田知世さん、今もおキレイですけどこの頃のあどけない感じもイイですね~✨

 

あと、この映画に出てくる和子の部屋の人形、怖すぎます(笑)

 

みなさんも、1980年代の雰囲気を感じて、ノスタルジックな気分を味わってみてはいかがでしょうか(^^)

 

 

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

  • ノスタルジックな気分を味わいたいひと
  • 思春期の淡い恋心を思い出したいひと
  • 尾道の昔ながらの風景をみたいひと
  • ショートヘアの女の子が好きなひと(笑)

 

時をかける少女

時をかける少女

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video