「恋は雨あがりのように」~雨の日ばかりは続かない~
~雨の日ばかりは続かない~
こんにちは!
沖縄は、梅雨明けしましたが私の住む西日本は梅雨真っ盛りです。
今回、ご紹介する映画は「恋は雨上がりのように」
眉月じゅん原作漫画の映画化作品
長く続く雨の後の晴れ間は、とても清々しく気持ちのいいものですよね(*´ー`*)
主人公の女子高生あきらの心に、晴れをもたらしたのは冴えない中年のオジサン 笑
しかし、大泉洋ってクスッと笑わせてくれる演技が本当上手!(^人^)
それでは書いていきます!
※ネエタバレを一部含みますので、ネエタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂ければ幸せます。
もくじ
1、タイトル 評価
2、概要
3、登場人物
4、あらすじ
5、名シーン
6、感想
7、この映画・・・こんな人にオススメ!
1、「恋は雨上がりのように」
評価:★★★☆☆
ジャンル:恋愛(コメディ ドラマ)
2、概要
眉月じゅん原作による日本漫画の映画化作品
公開日:2018年5月25日
原作:眉月じゅん
監督:永井聡
脚本:坂口理子
撮影:市橋織江
音楽:伊藤ゴロー
キャスト:
篠原篤(大塚) 懸田怜央(丘嶋勇斗)
戸次重幸(九条ちひろ) 吉田洋(橘ともよ)
3、登場人物
橘あきら:
17歳の高校二年生
放課後は、地元から離れた街のレストラン「ガーデン」でウエイトレスのアルバイトをしている。
感情表現に乏しく寡黙なため、「怒っている」もしくは「睨んでいる」と誤解されやすい。
興味のない相手には素気なく不愛想だが、根は優しく面倒見のよい性格。
陸上部に所属しており、短距離走のエースとして活躍していたが1年生の秋、練習中に右足アキレス腱を断裂してから部活には顔を出さなくなっている。
失意の中術後のリハビリに通う掛かりつけの病院の帰りに、たまたま雨宿りで立ち寄ったレストラン「ガーデン」の店長・近藤との小さなやり取りが彼女を大いに励ますこととなり、以来彼に密かな恋心抱くようになる。
近藤正己:
Cofeレストラン「ガーデン」の店長
バツイチで別れた妻との間に息子が一人いるが、現在はアパートに一人暮らし。
仕事の合間にタバコをふかす愛煙家。
読書が好きで、休日は図書館で過ごすことが多く、芥川龍之介などの純文学を特に好む。
小説家を志望していた時期があり、40代になった今でも夢を捨てきれず密かに執筆を続けている。
誠実で人当りが良くお人よしな性格。
自他ともに認める”冴えないオジサン”
喜屋武はるか:
あきらとは幼馴染で、同じ高校で陸上部に所属している同学年の親友。
あきらとの友情を大切にしていたが、彼女が部活に顔を出さなくなってから微妙な距離感が出来てしまっている。
あきらが、陸上部に戻り競技を続けるように説得は続けている。
加瀬亮介:
「ガーデン」で、キッチンを担当している男性アルバイト
大学生でイケメン、女グセが悪くあきらにも目を付けている。
やや斜に構えている所があり、人を見下している感がある。
吉澤タカシ:
あきらのクラスメイトの男子
純朴で明るい性格で単純思考の持ち主。
あきらに好意を持っているが、彼女からは非常につれない態度を取られている。
それにもめげずに、あきらの後を追うようにして「ガーデン」にキッチン担当としてアルバイト入社するも、料理を焦がすなど…料理のセンスはあまりない。
西田ユイ:
あきらの「ガーデン」でのアルバイト仲間でウエイトレス
あきらとは違う高校に通う女子高生で、性格は明るく朗らかでおしゃべり好き。
同じアルバイト仲間のタカシに密かに恋心を抱いている。
倉田みずき:
あきらと違う高校に通う京都から転校してきた1年の女子高生
陸上部に所属しており、短距離走の実力者。
自身も過去にアキレス腱を断裂しており、必死のリハビリにより競技に復帰した経験がある。
とある競技大会であきらの走る姿を観て以来ずっとあきらに憧れを抱いている。
久保:
「ガーデン」で働くウエイトレスの女性
口が悪く気の強い性格をしており、近藤は彼女にあまり頭が上がらない様子。
近藤の事を情けなく頼りにならない上司と思っている。
大塚:
「ガーデン」でキッチンを担当している男性社員
強面でガタイがよく、ユイからは「岩みたい」と言われている。
丘嶋勇斗:
近藤の息子で、小学4年生
九条ちひろ:
売れっ子の小説家
近藤の大学時代の旧友で、長髪で眼鏡をかけた男性。
橘ともよ:
あきらの母親
4、あらすじ
感情表現が不器用で一見クールな17歳の女子高生・橘あきら。
彼女は、アルバイト先の「cafeレストラン ガーデン」の店長である45歳の近藤正己に密かに想いを寄せていた。
自他ともに認める”冴えない男”の近藤だが、あきらはそんな彼の魅力を「自分だけのもの」として、胸に秘めた恋心を募らせていた。
そんなある日、アルバイト中に起こった出来事をキッカケにあきらと近藤の距離が急接近するのだが・・・
5、名シーン (※ ここからネタバレを一部含みます)
今回の映画の名シーンは・・・
練習中の大怪我で、失意の中にいたあきらが病院の帰り雨宿りによった「ガーデン」での近藤とのやり取りです。
このやり取りがキッカケで、あきらは近藤に恋をすることとなります。
レストランの席に座り、ボッーと外で降る雨を眺めているあきらに近藤がコーヒーを運んできます。
あきら:
「あの…私コレ頼んでませんけど」
近藤:
「サービスです」
(外を眺め)
「ただ、雨が止むのを待ってるだけじゃつまらないでしょ?」
あきら:
「・・・ありがとうございます」
近藤:
「あれ?ひょっとして、ブラック苦手だった?」
(手品でミルクポーションを差し出す)
(驚くあきらに)
近藤:
きっとすぐ止みますよ(笑顔)
(一礼し去って行く)
コーヒーを飲み終えたあきらは、ただ外の雨を見つめながら涙を流す。。。
ほんとちょっとした気遣いと言葉が、その時のあきらにとても印象深く残りどれだけの励ましになったか・・・
この時の近藤は、たしかにカッコよかったです(^^)
6、感想
不器用だがまっすぐなあきらの恋
悩み苦しむ事も多い世の中で、「それでも!」と希望を持って生きる為の応援歌のような映画でした。
雨の続くこの梅雨の時期に鑑賞することをオススメする作品です。
人には誰しも挫折や失意のどん底に陥る時があり「もうコレ以上先へは進めない」と思えることがありますよね・・・
冷たい雨に打たれたら、どこかで雨宿りをして一休み
降り止まない雨はないのだから
雨がやんだら、晴れ渡る空が待っている(^^)
7、この映画・・・こんな人にオススメ!
- 失意のどん底にいるひと
- 目標を失ってしまったひと
- 夢を諦め切れず、もがいているひと
- 雨が止んだ後の晴れ渡る空を知りたいひと