「英雄都市」～英雄になる為に～
「英雄都市」
～英雄になる為に～
こんにちは！
今回の映画は、「犯罪都市」で有名なカン・ユンソン監督作品「英雄都市」です。
ヤクザものが、ある女性との出会いから「まっとうな人間」に変わる為に、国会議員を目指すというなんとも風変わりな映画です。
まぁ、主人公の「セチュル」カッコいいっす！
男とはこうあるべきと思わせる様な男ですね～(笑)
ドンソク兄貴ばりのカッコよさにスタイリッシュさも、兼ね備えているような主人公でした（＾＾）
そして、キャストも「犯罪都市」に出てくる脇役さん達がいっぱい出てくるので・・・
そこも楽しんで観てみてください( ´艸｀)
そして・・・あの漢も出ますよ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
それでは、書いていきます！
※ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂ければ幸せます。
もくじ
１、タイトル 評価
２、概要
３、登場人物
４、あらすじ
５、名シーン
６、感想
７、この映画・・・こんな人にオススメ！
１、「英雄都市」
評価：★★★★☆
ジャンル：ヒューマンドラマ（政治・アクション）
2,概要
ウィロー・フォレスト原作の累計再生回数１億回を誇る韓国のＷＥＢコミックの映画化作品
公開日：２０１９年１１月２８日（日本）
原作：ウィロー・フォレスト
監督：カン・ユンソン
撮影：キム・テス
音楽：モグ
上映時間：１１８分
キャスト：
キム・レウォン（チャン・セチュル）
ウォン・ジナ（カン・ソヒョン）
チェ・グィファ（チェ・マンス）
チェ・ムソン（ファンボ・ユン）
チン・ソンギュ（グァンチュン）
ヨ・ヒージェ（チャング）
チュ・ジンモ（ソパル）
チャ・ヨプ（グンベ）
チェ・ジェファン（ホウ・タエ）
ホング・キヨン（チャン・チョルミン）
ユン・ビョンヒー（ドクターイ）
イム・ヒョンジュン（ハン・マンソブ）
キム・ジウン（ヨン）
３、登場人物
（チャン・セチュル）
八竜会というヤクザ組織のボスで、モッポ中央市場の立ち退きを建設会社に依頼されそこで中央市場側の弁護士ソヒョンに一目惚れし「真人間」になる事を誓う。
昔の義賊のような風変わりなヤクザ
（カン・ソヒョン）
女性弁護士で立ち退き命令のでているモッポ中央市場の反対運動の弁護を務めている。
チョルミンと共に、ファンボを今回の選挙に擁立しようとしている。
（チェ・マンス）
元検事で二期国会議員として活躍している政治家
選挙の時だけ腰が低くなり、建設会社と結託してモッポ中央市場を取り壊して海洋テーマパーク開発を進めようとしている。
３期目の当選はほぼ確実と思われている国会議員
（ファンボ・ユン）
モッポ福祉財団の理事長
元ヤクザだったが政治家となり、大統領の側近も務めたほどの政治家
チェ・マンスの対抗候補としてウワサされているが、本人は出馬する気はない。
セチュルの「真っ当な人間」になる為のお手本
安い価格で定食を提供する「おばぁちゃん食堂」という食堂を営んでいる。
モッポ市民からの支持は、絶大
（グァンチュン）
セチュルの対抗組織のボス
金融業の経営者で、チェ・マンスに１２年前の事件で弱みをにぎられており「汚れ仕事」を引き受けている。
チェ・マンスの選挙活動があるたびに、裏で暗躍している。
（チャング）
グァンチュンの異母兄弟で、賭け狂いの弟
（ソパル）
セチュルの組織の古参の幹部
（グンベ）
セチュルの側近
（ホウ・タエ）
セチュルの側近で、主に組織の会計を任されている。
（チョン・チョルミン）
ソヒョンの先輩で「社会派ジョッキー」というラジオ番組をしているパーソナリティ
政治風刺のポッドキャストを持っていて、最近大人気
ファンボを今回の選挙に擁立しようとしている。
（ドクターイ）
チョルミンと共に行っている「社会派ジョッキー」のパーソナルティ
（ハン・マンソブ）
政治学の博士号を持つチェ・マンスの政治顧問
（ヨン）
ファンボ・ユンの娘で、一緒に「おばぁちゃん食堂」を切り盛りしている。
４、あらすじ
裏社会の住人で、弱きを助け強きを挫く昔気質のヤクザの組長「セチュル」は、組長としてヤクザ組織『八竜会』を束ねていたがひょんなことで出会った女性弁護士「ソヒョン」に一目惚れし恋に落ちる。
ソヒョンに、認められる為に「真っ当な人間」になると誓ったセチュルは、そのお手本として元ヤクザから政治家にまでになった「ファンボ・ユン」に師事することとなる。
ある日、バスの転落事故に遭遇したセチュルは、命を惜しまず運転手を助けたことで『モッポの英雄』としてメディアに取り上げられモッポ市民から信頼をえることとなる。
もっと社会の役に立ちたいと思ったセチュルは、国会議員選挙に出馬することを決意。
しかし、ライバル候補者「チェ・マンス」がセチュルと対立していたヤクザ組織と一緒に選挙活動の妨害を始めるのだが・・・
５、名シーン（※ここからネタバレを一部含みます）
今回の名シーンは、選挙活動で忙しくなったファンボの代わりに「おばぁちゃん食堂」の経営を任されたセチュルがバスで食堂へ向かう途中、橋の上でバスが事故に遭い橋から落ちかけているバスから運転手を救出しようとするシーンです。
まさにセチュルが「モッポの英雄」になるシーンです。
このシーン、とっても手に汗握るしこの時のセチュルは、まぁーカッコいいんですよ（＾＾）
６、感想
今回の映画、痛快な政治逆転劇といった映画でした。
弁護士に一目惚れし、彼女に認められるために「真っ当な堅気」になるという、あり得ないような展開の映画ですが・・・
妙に納得して観てしまいます（笑）
エンドロールの流れも好きですし、なんか悪役も知ってる俳優さんだからか愛着が沸いてしまいます。ちょとおバカな悪役さんたちでしたが（笑）
主人公のセチュルが、また「魅力的な男」でドンソク兄貴とはまた違ったカリスマ性を発揮してくれます。
スマートで頼れる漢「セチュル」の活躍をぜひ皆さんも観てみてください（＾＾）
「犯罪都市」を先に観ていると「この俳優さん、こんなシーンに出てる！」とニンマリして観れるのでそれも楽しみに(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
７、この映画・・・こんな人にオススメ！
- スマートな頼れる漢を観たいひと
- あんまり重くなく映画を観たいひと
- 痛快な逆転劇が好きなひと
