「ベテラン」~百戦錬磨の老練者~
「ベテラン」
~百戦錬磨の老練者~
こんにちは!
今回の映画は、韓国の映画「ベテラン」です。
私が韓国の俳優の中で、一番好きな俳優さん・・・ファン・ジョンミンが主演を務めるアクション映画
財閥の御曹司の傍若無人な犯罪に、確固とした覚悟で「否!」を叩きつけるベテラン刑事の物語
クスッと笑うシーンもあれば、「くそ~」と悔しくなるシーンも・・・そして、爽快なシーンもある映画になっております。
それでは書いていきます!
※ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂ければ幸せます。
もくじ
1、タイトル 評価
2、概要
3、登場人物
4、あらすじ
5、名シーン
6、感想
7、この映画・・・こんな人にオススメ!
1、「ベテラン」
評価:★★★★☆
2、概要
2015年公開の韓国映画(アクション)
公開日:2015年12月12日(日本)
監督:リュ・スンワン
脚本:リュ・スンワン
撮影:チェ・ヨンファン
音楽:パン・ジュンソク
上映時間:123分
キャスト:
ファン・ジョンミン(ソ・ドチョル)
ユ・アイン(チョ・テオ)
オ・ダルス(オ チーム長)
ユ・へジン(チェ常務)
チョン・ウンイン(ペ運転手)
チョン・マンシク(チョン・ソグ所長)
ソン・ヨンチャン(チョ・ドンゴン会長)
チン・ギョン(イ・ジュヨン)
ユ・イニョン(チョン・ダヘ)
3、登場人物
(ソ・ドチョル)
広域捜査隊のベテラン刑事
刑事映画の出演女優でもあるダヘに、演技指導を行った事もあり、ダヘの所属事務所社長からシンジン財閥御曹司のチョ・テオを紹介される。
妻のジュヨンと息子の3人で、賃貸マンションに暮らしている。
暮らしは決して裕福ではないが刑事という職業に、誇りを持っており悪事を放って置けない性格をしている。
(チョ・テオ)
シンジン財閥の御曹司であるが、後妻の子であり腹違いの姉・兄とシンジン財閥内の権力争いを行っている。
シンジン財閥内で、弱い立場である従兄のチェ常務と共にシンジン財閥の中心になろうとしている野心家
財閥の御曹司である事に、胡坐をかき自分以外の者への敬意が足りず傍若無人な態度が目立つ人物
(オ チーム長)
ドチョルの所属する広域捜査隊のチーム長
ドチョルの事を昔からよく知る先輩で、熱血で暴走しやすいドチョルにいつも困らされている。
(チェ常務)
テオの従兄で、お目付け役
財閥内では弱い立場であるテオと共に、グループの中心へ行こうとする野心家でもある。
(ペ運転手)
テオの会社の同族会社でもある運送会社の運転手
ドチョルとは、ある事件の捜査で協力したことで旧知の仲となる。
業績悪化の為、今まで働いてきた賃金も払われず突然解雇通知を受けるという不当な待遇に抗議する為に、単身テオの会社の前で抗議活動を行う。
抗議の為テオと話し合いをした後、テオの会社内の非常階段で自殺を図る。
(チョン・ソグ所長)
ペ運転手が勤めていた運送会社の所長
いきなり会社をたたみ、社員に今までの給料も渡さず解雇し雲隠れしている。
(チョ・ドンゴン会長)
シンジン財閥の会長
体調がおもわしくない上、検察からの取り調べを受ける状況で、次の後継者をどうするのか迷っている。
(イ・ジュヨン)
ドチョルの妻
(チョン・ダヘ)
ドチョルに刑事映画の演技指導を受けたことのある女優
テオと付き合っており、妊娠もしている。
4、あらすじ
ソ・ドチョルは広域捜査隊のベテラン刑事。
ある捜査で知り合ったトラック運転手が、シンジン財閥の御曹司のチョ・テオとの待遇改善の交渉後にテオの会社のビルの非常階段から、飛び降り自殺を図った事件。
ベテラン刑事の勘から、運転手の自殺を疑ったドチョルは単独でシンジン財閥とテオの周辺を調査し始める。
自らの権力と財力に加えて暴力をも駆使して、ドチョルの捜査の妨害をするテオだったが、ドチョルは怯まずに巨大な悪に戦いを挑むのだった・・・
5、名シーン(※ここからネタバレを一部含みます)
この映画の名シーンは、ドチョルがテオを最後に追い詰めるシーンです。
財閥の金や権力を使い警察を裏から操ったり、ドチョルの家族に接触したり、ドチョル自身の命を狙ったりと何とか捜査の目から逃れていくテオを徐々に追い詰めていく。
最終的に決定的証拠を掴んだドチョルが、国外に逃亡しようとするテオを捕まえようとするシーンです。
カーチェイスあり、アクションありとクライマックスに相応しいシーンです。
6、感想
今回の映画、主役のファン・ジョンミンが好きな私
贔屓目に見ても、この映画は面白いです。
ファン・ジョンミンとの共演も多い、オ・ダルス、チョン・マンシクとの息のあった演技
そして、ユ・アインの財閥御曹司の傍若無人感・・・
まぁー、同情の余地のない「ちょークズ野郎」です(笑)
自分の思い通りにならなければ、癇癪を起こし暴力
自分の立場が悪くなると権力で握り潰すか、他人に罪を擦りつけて責任逃れ
最終的には、捕まらないように国外逃亡
本当に「なんだコイツ~!!」と芸人のジョイマンのツッコミみたいなセリフを吐いてしまいたくなる様な「クズ野郎」です( ´艸`)
だからこそ、ユ・アインが悪役に徹してくれたからこそ・・・
「絶対捕まえて欲しい!」と思えましたし、捕まえた時の爽快感がありました。
(^^)
韓国で上映された時、ちょうど「ナッツ・リターン事件」などの財閥の子息らの傍若無人な振舞いが話題になった時期と重なり観客動員数は1300万人を突破したそうです。
一般ピープルでは抗うことの出来ない巨大で凶悪な敵に、一人で立ち向かうベテラン刑事の爽快アクション映画を皆さんもぜひ!
余談ですが乱闘シーンではあのマ・ドンソク兄貴がチョイ役で出てきてテンションが上がります(笑)
7、この映画・・・こんな人にオススメ!
- スカッとしたいひと
- 巨大組織に挑む正義漢を観たいひと
- ファン・ジョンミン好き~のひと(もちろん!私もその一人 (笑))