「大逆転」~痛快な逆転劇~
「大逆転」
~痛快な逆転劇~
今回は、もう30数年前の映画「大逆転」をご紹介します。
この映画小学校の「金曜ロードショー」で観た頃から数えると5回以上は観ている映画なんですが、色あせない面白さを持っている映画です。
発想もスゴイと思うし、クライマックスも胸がすく様な爽快感のある映画となっています。
こんな暗いニュースばかりあるご時世ですので、こういう明るい映画を観てリラックスする休日を過ごすのはとてもイイですねー。
それでは書いていきます!
※ネタバレを一部含みますので、ネタバレのイヤな方は一度視聴してから読んでいただけると幸せます。
もくじ
1、タイトル 評価
2、概要
3、登場人物
4、あらすじ
5、名シーン
6、感想
7、この映画・・・こんな人にオススメ!
1、「大逆転」
評価:★★★★★
ジャンル:コメディ
2、概要
1983年に公開されたコメディ映画
公開日:1983年12月10日(日本)
監督:ジョン・ランディス
脚本:ティモシー・ハリス ハーシェル・ワイングロッド
撮影:ロバート・ペインター
音楽:エルマー・バーンスタイン
上映時間:118分
キャスト:
ダン・エイクロイド(ルイス・ウィンソープ3世)
エディ・マーフィ(ビリー・バレンタイン)
ラルフ・ベラミー(ランドルフ・デューク)
ドン・アメチー(モーティマー・デューク)
デンホルム・エリオット(コールマン)
ジェイミー・リー・カーティス(オフィーリア)
ポール・グリーソン(クラレンス・ビークス)
3、登場人物
ルイス・ウィンソープ3世:
ハーバード大学出のエリート
デューク兄弟に才能を買われ、若くして「デューク&デューク商品仲買会社の重役を務めている。
デューク兄弟の姪と婚約を結ぶなど順風満帆なエリート人生を送っていたが、そのデューク兄弟のとある賭けによって名誉・財産・家や車・婚約者さえも失ってしまう。
ビリー・バレンタイン:
ほら吹きのホームレスで、戦争障害者を演じ日銭を稼ぐ日々を送っていたが、偶然ぶつかったウィンソープに泥棒と濡れぎぬを着せられて留置場へ。
その現場を目撃したデューク兄弟の賭けの対象に選ばれたため留置場から釈放され、さらにウィンソープの代わりに会社の重役に就き、一夜にして上流階級の仲間入りを果たす。
元々、頭の回転も速く機転も利くので重役に就いてからは、めざましい活躍をする。
デューク兄弟:
兄ランドルフと弟モーティマー。
デューク&デューク商品仲買会社の会長を務める。
兄のランドルフは、「環境によって、人は育つ」という考えの持ち主で、弟のモーティマーは「本人の生まれついての素質だ」と意見が食い違う。
そこで、ふたりの人生を変えてみたらどうなるのかという実験的な賭けを始める。
2人の賭け事により、ルイスとビリーの人生が一夜にして入れ変わることに。
コールマン:
デューク兄弟に雇われている、ルイスの専属の執事。
デューク兄弟の賭け事に渋々参加しており、屋敷に帰ってきたルイスを「知らない」と追い出し、今度はルイスの代わりに屋敷に招かれたビリーの執事となる。
オフィーリア:
ビークスにルイスを罠に嵌めるために雇われた娼婦。
全財産を失い住む場所を失ったルイスを不憫に思い「僕は元々は金持ちだ」と言うルイスの言葉に半信半疑ながらも、自分の家に居候させることにする。
ペネロープ・ウィザスプーン:
デューク兄弟の姪で、ルイスの婚約者。
クラレンス・ビークス:
農務省の特別保安官。
デューク兄弟と裏で繋がっており、毎年多額のお金を貰い農務省の情報を横流ししている。
デューク兄弟に農務省が発表する来年度のオレンジ収穫量見積書のコピーを渡す為に、マイアミから列車でやってくる。
4、あらすじ
「才能のある人間は、環境によって作られるのか、それとも本人の生まれ持った素質なのか」で、論争になった大手商品仲買会社の経営者「デューク兄弟」。
それでは、賭けをして勝敗を決めようという事になり、自分の会社でも指折りのエリートで出身大学もハーバード大学というルイス・ウィンソープとたまたま出会ったホームレスのビリー・バレンタインの立場を入れ替えるという実験を行います。
賭け金は、1ドル。。。
一夜にして、人生が入れ替わってしまったふたりの運命は、果たしてどうなってしまうのか・・・
5、名シーン(※ここからネタバレを一部含みます)
今回の名シーンは、やっぱり最後クライマックスの先物取引場での対決でしょう!
ただ、このシーンをここで書いてしまうと映画を楽しめないと思うので、今回は割愛したいと思います。
デューク兄弟の「たった1ドルの賭け」の為に、人生を振り回されたふたりの大逆転劇を楽しんで鑑賞してみてください。(^^)
6、感想
「いやー、映画って本当にいいもんなんですね~」と往年の映画評論家の淀川さんばりに言いたくなる映画でした。
娯楽として、大変楽しめる映画になっています。
最初は高慢で面倒なことは全部執事に任せるような鼻につく性格のルイスも、この経験を通して性格のいい人間に変わるし、最初はホラ吹きでホームレスだったビリーも、この経験を通して余裕のある人格者に変わります。
そう考えると人間って、生まれ持った才能ももちろん必要でしょうけど、後天的な作用が大きくものをいうんだな~と思えた映画でした。
しかし、列車に乗っているゴリラの設定はちょっと無理があるとは思っています(笑)
とわいえ最終的には、大逆転してハッピーな気持ちになれるこの映画、皆さんもぜひ!
7、この映画・・・こんな人にオススメ!
- 胸のすく爽快感を味わいたいひと
- やっぱ映画は、ハッピーエンドじゃなきゃ!というひと
- ふたりの大逆転劇が観たい!というひと