「サヨナラの伝え方」~心残りのないように~
「サヨナラの伝え方」
~心残りのないように~
こんにちは!
皆さんは、いままで大切な人とのお別れをちゃんと出来ましたか?
もしも、大切な人がちゃんとお別れ出来ずに、未練を残し猫の身体を借りて現世に残り自分の傍に居てくれたとしたら・・・
そんな不思議な体験をしたあるカップルの物語。
「サヨナラの伝え方」
それでは、書いていきます!
ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂くと幸せます。
もくじ
1、タイトル 評価
2、概要
3、主要な登場人物
4、あらすじ
5、名シーン
6、この映画のみどころ
7、この映画・・・こんな人にオススメ!
1、「サヨナラの伝え方」
評価:★★★☆☆
ジャンル:ドラマ(ロマンス・ファンタジー)
2、概要
2016年製作の韓国映画。
公開日:2017年4月8日
監督・脚本:チョ・ソンギュ
撮影:イ・ヒソプ
音楽:イ・ヒョジョン
上映時間:101分
主要なキャスト:
ソ・ジュニョン(ナビ)
パク・ギュリ(イジョン)
イ・ヨンナン(ジャンスン)
キム・ガンヒョン(ピョンイル)
3、主要な登場人物
(ナビ)
日本料理店で、寿司職人を目指して働く青年。
猫の中に乗り移った人間の魂と対話出来る不思議な能力を持っている。
新しく引っ越してきたマンションで、隣に住むイジョンと出会う。
ナビは愛称であり、本名はナム・ダルン
(イジョン)
ナビの新しく越してきたマンションの隣の部屋に住む女性。
数年前に母親を亡くしており、今は愛猫の「ヤンマ」と暮らしている。
旅行雑誌の記者の仕事をしている。
(ジャンスン)
イジョンの母親で、すでに亡くなっている。
今はイジョンの愛猫ヤンマの中に入り込んで、現世に留まっている。
アンティーク好きで、生前はカフェ店を開いていた。
(ピョンイル)
ナビの先輩で、幼児向けの絵本を製作している。
「ジャンマン」という白い猫を飼っている。
4、あらすじ
日本料理店で寿司職人の見習いとして働く青年”ナビ”は、新しく引っ越したマンションの隣の部屋に住む旅行雑誌記者のイジョンと彼女の飼い猫のヤンマと出会う。
ナビは、猫の中に宿る人間の魂と対話が出来るという不思議な能力の持ち主で、ヤンマにもある特別な理由で宿っている中年女性がいる事を知る。
ヤンマを通じて互いに惹かれ合う二人だったが、イジョンがナビの不思議な能力に気づくことにより、ヤンマの秘密が明らかになっていく・・・
5、名シーン(※ここからネタバレを含みます)
今回の映画の名シーンは・・・
ヤンマに乗り移っているイジョンの母”ジャンスン”から、嫁入り道具にと準備していたアンティークの壺を娘に渡して欲しいと頼まれたナビ。
イジョンに壺を渡すと同時に、ヤンマが母”ジャンスン”であることを伝え
「心から願えば、君にも母の姿が見えるよ」
と言い。イジョンに目を閉じさせます。
そして、「君のお母さんは、どんな人だった?」と聞くのです。
イジョンは、生前の母を思い出し涙します。
そして、目を開けた時そこには・・・
ちゃんと「さよなら」を伝えられ事で、先へ進めるんだと感じられるシーンでした。
6、この映画のみどころ
この映画の見所を3つ
①「登場する猫が、可愛い」
今回の映画の猫「ヤンマ」が、とにかく可愛い。
何気ない仕草に、癒されること間違いなしです。
②「猫の中にいる人が見える特殊能力を持つナビ」
幼い頃に飼っていた脳性マヒを持った猫”ナビ”を亡くしてから、自分自身を「ナビと呼んで」と言い。
猫に乗り移っている人間を見れ話しも出来るという能力を身に着けたナビ。
普通の恋愛話の映画と思っていたので、冒頭のシーンでナビが普通に喋っているおばさんの動きが人間らしくないので戸惑うのですが・・・
あ~、そういう事かと妙に納得してしまいました。
ただの恋愛話かと思って観るとビックリすると思います。( ´艸`)
③「ちゃんとお別れを言うこと」
人間も動物も、いつか死んでこの世を去っていくものですが・・・
きっと後悔のない別れなどないと思います。
ちゃんとお別れが出来たら、どんなにいいものか。
この世を去った大切な人が、動物に乗り移ってまだ自分の近くに居てくれたとしたら、今度は悔いの残らぬようにちゃんと「サヨナラ」が言えると思えます。
後悔のないお別れを・・・
「サヨナラの伝え方」
ぜひ、皆さんも鑑賞してみてください。(^^)
7、この映画・・・こんな人にオススメ!
- 猫好きなひと
- KARA出身のギョリの演技を観たいひと
- 大切な人にちゃんとお別れが言えなかったひと