鑑賞日和

本や映画ドラマなどの感想をぼちぼちと

「いつか家族に」~自分を犠牲に出来るのが、家族~

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「いつか家族に」

~自分を犠牲に出来るのが、家族~

 

こんにちは!

今回、ご紹介する映画は2015年の韓国映画「いつか家族に」です。

 

家族ってなんなんですかね~

互いを支え合って、互いに本音をぶつけあえて、どんな自分でも受け入れてくれるのが私の家族としての理想形なんですが・・・

世の中、そんなに上手くはいかないですよね( ;∀;)

 

家族を殺す者もいれば、家族に本音を話せず人知れず自分の命を断ってしまう者、自分の判断で家族と一緒に死のうとする者、そして自分の身可愛さに家族を捨てる者・・・

 

家族にまつわる悲しいニュースが、TVをつければ連日の様に流れてくるのが現実です。

 

そんな中、今回の映画「いつか家族に」は、なんとも心温まる家族の理想形を見せてくれる映画でした(^^)

 

それでは書いていきます!

※ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂くと幸せます。

 

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、概要

3、登場人物

4、あらすじ

5、名シーン

6、感想

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

 

1、「いつか家族に」

評価:★★★★☆

ジャンル:ヒューマンドラマ(コメディ)

 

 

2、概要

 

中国の作家・余華(ユイ・ホア)によるベストセラー小説「血を売る男」を映画化した韓国のヒューマンドラマ映画

 

公開日:2015年12月22日(日本)

原作:ユイ・ホア「血を売る男」

監督:ハ・ジョンウ

脚本:キム・ジュホ ハ・ジョンウ

上映時間:124分

 

キャスト:

 

ハ・ジョンウ(ホ・サムグァン)

ハ・ジウォン(オンナン)

ナム・ダルム(イルラク

チョ・ジヌン(アン)

ユン・ウネ(ブンバン)

キム・ソンギュン(ハ・ソヨン)

チョン・マンシク(シム)

イ・ギョンヨン(ホさん)

ソン・ドンイル(パンさん)

チョン・へジン(ハ・ソヨンの妻)

チュ・ジンモ(サムグァンの叔父)

チャン・グァン(チェ先生)平和医院

 

 

3、登場人物

 

(ホ・サムグァン)

建築の現場仕事で生計を立てている

ある日、現場にポップコーンを売りに来たオンナンに、一目惚れし恋人がいると知りながらも父親を説得し猛アタックのすえ結婚する

オンナンとの間に、イルラクイラク・サムラクと三人の息子がいる

 

(オンナン)

ビョンチュンの妹で、ポップコーンの売り子

サムグァンと結婚し、3人の子宝にも恵まれる

 

(イルラク

11歳でサムグァンとオンナンの息子

利発で親孝行な3人兄弟の長男

 

(アン)

サムグァンの昔からの友達で、ブンバンの夫

 

(ブンバン)

麦茶売りのふくよかな女性で、アンの妻

 

(ハ・ソヨン)

結婚する前のオンナンの恋人で、遊び人

米軍と闇取り引きして仕入れた品物を売って生計を立てているので、羽振りはいい

娘が二人いる

 

(シム)

サムグァンの昔からの友達

 

(ホさん)

オンナンの父親で、ポップコーンを売って生計を立てている

朝鮮戦争で亡くなった息子のビョンチュンの話を嫌がる

婿養子に入りポップコーン売りの家業も継ぐというサムグァンを気に入り、娘にハ・ソヨンと別れサムグァンと結婚するように告げる

 

(パンさん)

サムグァンに売血の仕方を教えてくれ、平和医院を紹介してくれたおじさん

 

(ハ・ソヨンの妻)

娘が二人おり、イルラクの事を認めていない

 

(サムグァンの叔父)

いつもサムグァンのことを気にかけている叔父

雇われてスイカの畑仕事をしている

 

(チェ医師)

平和医院の医師で、血を現金1000ファンと牛肉の缶詰1つで買っている

 

 

4、あらすじ

 

1953年、朝鮮戦争直後の韓国。

レンガ運びなどの現場仕事で、生計を立てるサムグァンはポップコーン売りの美しい女性「オンナン」に一目惚れする。

しかし、彼女には羽振りのいい金持ちの恋人ハ・ソヨンがいた。

 

結婚したいという事を叔父に伝えると結婚するには、お金が必要だと言われ血を売る事でお金を手に入れれる事を知る。

 

月日は流れ・・・

猛アタックのすえオンナンと結婚することができ3人の子宝にも恵まれたサムグァン、貧しいながらも家族と幸せに暮らしていた。

 

しかし、11年間育てた長男が他人の子供ではないかという噂が流れ・・・

 

 

5、名シーン(※ここからネタバレを一部含みます)

 

今回の名シーン、イルラクの実の父親「ハ・ソヨン」が突然の病気で意識を失います。

現在の医療では、手の施しようがないと聞いたソヨンの妻は、すがる思いで道士に相談に行きました。

道士の話では、「息子が祈りを捧げれば、魂が戻る可能性がある」とのこと・・・

(当初、「なんのこっちゃいな?」と思ってしまった私ですが(笑))

 

大学まで行く学費を払う条件で、イルラクを引き取りたいと言うソヨンの妻の申し入れを受けイルラクを養子に出すことを決めたサムグァン

 

自分の息子ではないと知ってから、ずっとイルラクに冷たく当たっていたサムグァン

 

やっぱり、イルラクの事が気になり魂を呼び戻す儀式の真っ最中のソヨンの自宅に、覗きに行きます。

 

訳の分からない儀式に巻き込まれ、恐怖を感じていたイルラク

窓際に立つサムグァンを見て、必死に呼びかけるシーンが今回の名シーンです。

 

6、感想

 

今回の主人公役のハ・ジョンウ

前回、ご紹介した映画「チェイサー」では、サイコキラー役とは打って変わって理想の父親像を熱演してくれています。

しかも、今回は監督までしているとは・・・( ゚Д゚)

 

そして、イルラク役の子供の演技が上手!

近所にこんな子供がいたら、間違いなくオジサンはお菓子などを買ってあげてますね(笑)

それだけ利発で、いい子でした(^^)

 

最初から中盤までは、「クスッ」と笑えるところも多く、ストレスもなく観られて「これ、感動する?」と思っていましたが・・・

最後は、しっかり感動させてくれる映画でした(・∀・)

 

自分の子供ではないと知ってからのサムグァンの無関心さや冷たさには「そりゃ、ないでしょ~父さん(´Д`)」と思うのですが、ラストに向かっていくにつれて家族としての形をみせてくれます。

 

家族を救う為なら、自分はどんな犠牲をも払う・・・

う~ん、家族の理想の形です!

 

そして、ラストシーン

心温まるものとなっております。

きっと家族と一緒に、美味しい物を食べたくなるはず(^^)

 

皆さんも、ぜひ鑑賞してみてください!

 

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

  • 家族は大切と思っているひと
  • 「理想の家族像とは?」と思っているひと
  • かわいい子供をもつひと
  • ヒューマンドラマ好きなひと

 

 

いつか家族に(字幕版)

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「ポセイドン」~逆さまになった豪華客船~

 

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「ポセイドン」

~逆さまになった豪華客船~

 

こんにちは!

今回、ご紹介すつ映画は「ポセイドン」です。

 

この映画、往年の映画ファンなら知っている1972年の映画「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク映画です。

子供の頃、この「ポセイドン・アドベンチャー」を洋画劇場で鑑賞して、子供ながらにドキドキワクワクしながら観ていたのを思い出します。

 

1972年の特撮技術では、表現出来なかった部分をCGにより表現してリメイクしている今回の映画も私をドキドキワクワクさせてくれました。

 

それでは、書いていきます!

※ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂くと幸せます。

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、概要

3、登場人物

4、あらすじ

5、名シーン

6、感想

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

 

1、「ポセイドン」

評価:★★★★☆

ジャンル:パニック(ドラマ) 

 

2、概要

 2006年のアメリカ合衆国映画

1972年の「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク作品

 

公開日:2006年6月3日(日本)

原作:ポール・ギャリコ

監督:ウォルフガング・ペーターゼン

脚本:マーク・プロトセヴィッチ

撮影:ジョン・シール

音楽:クラウス・バデルト

上映時間:98分

 

キャスト:

ジョシュ・ルーカス(ディラン・ジョーンズ)

カート・ラッセル(ロバート・ラムジー

ジャシンダ・バレット(マギー・ジェームズ)

リチャード・ドレイファス(リチャード・ネルソン)

エミー・ㇿッサム(ジェニファー・ラムジー

ミア・マエストㇿ(エレナ・モラレス)

マイク・ヴォーゲル(クリスチャン)

ケビン・ディロン(ラッキー・ラリー)

フレディ・ロドリゲス(マルコ・バレンタイン)

ジミー・ベネット(コナー・ジェームズ)

ステイシー・ファーガソン(グロリア)

アンドレ・ブラウファー(ブラットフォード船長)

 

 

3、登場人物

 

(ディラン)

プロのギャンブラー

昔、海軍の潜水艦に乗っており船の構造に詳しい

密閉してあるパーティ会場から出て上に向かい船底から脱出する事を提案する

 

(ロバート・ラムジー

元ニューヨークの市長で、消防士の経験もある

妻とは離婚しており、娘とその彼氏と一緒に船に乗船している

パーティ会場の上にあるディスコに行った娘を救う為に、ディランの提案にのり一緒に脱出を試みる

 

(マギー)

息子のコナーと一緒に、船に乗船している

結婚はしておらず、ひょんな事からディランと知り合いディランの脱出計画にのる事にする

 

(ネルソン)

設計士

仕事だと妻にウソをつき、恋人(男性)と船に乗るつもりだったが出航前に恋人にフラれ一人乗船した初老男性

ディランたちと一緒に、脱出を試みる

 

(ジェニファー)

ラムジーの娘

恋人のクリスチャンにプロポーズをされており、船の中で折を見て父親に話すつもりでいる

いつも父の言う事を聞く従順な娘だったが、クリスチャンと出会い自分を変えたいと考える様になる

事故当初、クリスチャンとディスコにおりラムジー達と合流後、一緒に脱出を試みる

 

(エレナ)

ニューヨークにいる弟が入院していて、会いに行く旅費がなく困っていた所、クラブで会ったバレンタインにコッソリ船に乗せて貰った

ディスコで柱に足を挟まれたクリスチャンをジェニファーと一緒に救出した

ラムジー達と合流後、一緒に脱出を試みる

閉所恐怖症

 

 

(クリスチャン)

ジェニファーの彼氏

ジェニファーにプロポーズをしており、ラムジーに認めてもらいたいと考えている

事故当初、ジェニファーとディスコにおりラムジー達と合流後、一緒に脱出を試みる

 

(ラッキー・ラリー)

ディスコで柱に足を挟まれたクリスチャンをジェニファーと一緒に救出した

非常時なのに、飲酒しており周りにクダをまく中年男性

ラムジー達と合流後、一緒に脱出を試みる

 

(マルコ・バレンタイン)

船の乗務員で、船内に詳しくラムジーに「年収の2倍出す」と言われ脱出に協力することになる

クラブ知り合ったエレナを乗務員の部屋に、コッソリ乗せた

 

(コナー)

マギーの一人息子

 

(グロリア)

パーティ会場で歌を歌う歌姫

船長のブラットフォードと恋人関係らしい

 

(ブラットフォード船長)

豪華客船の船長

新年のカウントダウンの為、パーティ会場におり事故に巻き込まれる

「船にはGPSが付いており、数時間後には救助がくるのでパーティ会場隔壁ドアで密閉して救助が来るまで待つ」と全員に指示を出す

 

 

4、あらすじ

 

晦日の夜、豪華客船「ポセイドン号」には多くの客が乗り、盛大なパーティが行われていた。

しかし、新年を迎えた直後、ポセイドン号は突如現れた異常波浪による巨大な津波の直撃を受け転覆。

天地逆転したホールルームに、残る生存者達

 

ブラットフォード船長は、救助が来るまでこの場に留まる様に全員に命じるのだが

ディランは「留まっていては助からない」と自らの直感を信じ一人脱出を企てる。

ディスコにいる娘を救出したいラムジー、ディランと偶然知り合ったマギー親子、恋人にフラれ傷心のネルソン、ラムジーに雇われ船を案内するバレンタインを加え

生き残りをかけた彼らの、引き返すことの出来ない極限の脱出劇が始まった・・・

 

 

5、名シーン(※ここからネタバレを一部含みます)

 

今回の映画の名シーンは、ラストの方にあるのですが・・・

これを書いてしまうとこの映画自体が、面白く鑑賞出来ないと思うので

今回は、私が一番ハラハラドキドキしたシーンを・・・

 

細いダクトの中を数人で入るシーン、垂直に伸びたダクト

しかし、出口には格子がしてあり外にはボルトが止めてあって開かない(;´Д`)

狭いダクトの中だから、皆が一列になってしか進めない・・・

一番下の人は、ドンドン水に浸かっていくというシーン

 

考えただけで、震えがきます(゚Д゚;)

 

こんなパニックシーンがそこらかしこにあるので、きっと最後まで飽きずに鑑賞できるとおもいます!

 

 

6、感想

 

最後までハラハラドキドキ!

たった1時間かそこらの話なのに、ギュッとハラハラドキドキが凝縮されている映画でした((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

デッカイ豪華客船が海の上で、逆さまになっちゃう今回の映画・・・

上の階にあるパーティー会場から、下の階にある船の底に向かって数人の男女が脱出を試みるのですが火災、電気、船の中にあるあらゆる物品、そして忘れちゃいけない・・・下から徐々に上がってくる水位((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

まぁ、息つくヒマのない映画でした。。。

果たして何人、助かるのか?

 

それは映画を鑑賞した人だけがわかる特権です!(・∀・)

ぜひぜひ、皆さんも鑑賞してみてください(^^)

 

 

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

  • ハラハラドキドキが好きなひと
  • カート・ラッセルの雄姿、観るっきゃないしょ!と思ってるひと
  • 今後、豪華客船に乗った時の予行演習をしておきたいひと
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「コラテラル」~偶然の遭遇~

 

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コラテラル

~偶然の遭遇~

 

こんにちは!

今回のご紹介する映画は、「コラテラル

 

もしも、偶然殺し屋と遭遇しちゃたら・・・

考えただけでも、ゾっとする話ですね~

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

しかも、今回の主人公タクシー運転手で、この殺し屋さんを乗せちゃって気づかぬ間に、人殺しのお手伝いをしちゃうつーお話。

 

まさにコラテラル(巻き込まれる)

 

それでは、書いていきます!

※ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂くと幸せます。

 

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、概要

3、登場人物

4、あらすじ

5、名シーン

6、感想

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

 

 

1、「コラテラル

評価:★★★★☆

ジャンル:サスペンス(クライム スリラー)

 

 

2、概要

2004年製作のマイケル・マン監督のアメリカ合衆国映画

 

公開日:2004年10月30日(日本)

監督:マイケル・マン

脚本:スチュアート・ビューティー

撮影:ディオン・ビーブ ポール・キャメロン

音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

上映時間:120分

 

キャスト:

 

ジェイミー・フォックス(マックス・ドローチャー

トム・クルーズ(ヴィンセント)

ジェイダ・ピンケット=スミス(アニー・ファレル)

マーク・ラファロ(レイ・ファニング)

ブルース・マッギル(フランク・ぺドロサ)

イルマ・P・ホール(アイダ・ドローチャー

ハビエル・バルデム(フェリックス・レイエス・トレレナ)

ジェイソン・ステサム(空港の男)

 

 

3、登場人物

 

マックス:

ロサンゼルスのタクシードライバー

タクシードライバーの仕事は、繋ぎでやっていて将来はタレントや有名人を相手にリムジンでの送迎を行う会社を作りたいと思っているが、繋ぎとしているタクシードライバーの仕事は12年も続けている。

イライラしたら、モルディブ諸島の写真を見て精神をくつろげるようにしている。

 

入院中の母親がおり、母親にはすでにリムジン会社を立ち上げているとウソをついている。

偶然、乗車したヴィンセントにより犯罪へと巻き込まれていく。

 

 

ヴィンセント:

殺し屋

依頼人にも顔を見せないような緻密性と狡猾さを持つ。

人を殺すことに、ためらいや躊躇がなく見ず知らずの他人を殺しても、なんとも思わない非情さを持っている。

偶然乗ったタクシーの乗務員「マックス」の仕事ぶりが気に入り、不動産の仕事をしており今夜5人の商談相手と会うので、今夜一晩仕事に付き合ってくれたら600ドル渡すという条件を出しマックスに乗車を依頼する。

 

ロサンゼルスは、あまり好んでおらずさっさと仕事を済ませて明け方には、飛行機に乗って帰りたいと考えている。

 

アニー:

ヴィンセントが乗車する前に、マックスのタクシーに乗車していた検事

目的地へ着くまでのマックスとの談笑で、心を開きお互いの悩みや職業や夢などを話あった。

別れ際に、マックスに自分の名刺を渡す。

 

レイ・ファニング:

ロサンゼルス市警の麻薬捜査官

自分の捜査対象者が殺されたことで、捜査を開始する。

死体安置場に30分足らずで、3体の死体が運ばれており殺され方が同じことで同一犯による事件と判断し、走査線上に出てきたタクシーの行方を捜している。

 

フランク・ぺドロサ:

FBI捜査官

フェリックスの張り込み捜査を行っている。

 

アイダー:

マックスの母親

入院中で、毎日お見舞いに来るマックスが来ないことを心配している。

 

フェリックス:

ヴィンセントに殺しの依頼をした依頼人

 

空港の男:

空港で、ヴィンセントにターゲットの資料を渡した男

 

 

4、あらすじ

 

アメリカのロサンゼルスで、勤続12年と真面目に勤務するタクシードライバー「マックス」、彼の夢は有名人相手に送迎を行うリムジン会社を経営すること。

しかし、夢は夢で・・・いつまでたっても行動に移す 事はなかった。。。

 

そんなある日、タクシーに乗車してきた客の男・・・

不動産の仕事をしていて、朝までに5人の商談相手と会わないといけないと言う。

マックスの仕事ぶりを気にいった、その男は「ヴィンセント」と名乗り、今夜一晩専属として乗せてくれと依頼してきた。

 

一度は会社の規約違反だと断るマックスだったが「一晩仕事を手伝ってくれたら、600ドルを渡す」と言う強引な誘いに渋々従う事になるのだが・・・

 

実は「ヴィンセント」は、殺し屋で

気づかぬ間に、マックスは事件へと巻き込まれていくのだった・・・

 

 

5、名シーン(※ここからネタバレを一部含みます)

 

今回の映画の名シーンは、殺し屋であることを知ったマックスが逆らう事が出来ず次のターゲットのもとへと向かう車内での会話シーンです。

 

人を殺すことに何のためらいを持たず、ただ無機質に仕事の依頼をこなすヴィンセントに対し「あんたには人の気持ちなど分かりっこない。根本的にあんたには何かがかけている」と話すマックス。

 

今度は、ヴィンセントがマックスにこう語りかけます。

「鏡を見ろ」

「”いつか夢は叶う”と?」

「ある夜、目を覚まして気づく夢は叶うことなく、自分が老いたことを」

「お前は、本気でやろうとしてない」

「記憶のかなたに、夢を押しやり昼間からボーッとテレビを見続ける」

「俺に説教をするな」

と言葉だけで行動に起こさないマックスを責めます。

 

この言葉を聞いたマックスが、行動を起こすシーンが今回の名シーンです。

 

考えてるだけで行動した気に、よくなる自分に突き刺さる言葉でした(;´・ω・)

 

 

6、感想

 

本当に世の中、何が起こるか分からない

(;´Д`)

いきなり殺人事件に巻き込まれたらと考えたら、怖すぎる・・・

((( ;゚Д゚)))

 

いったいどれくらいの確率なんやろ?

(-ω- ?)

 

でも、ヴィンセントの言葉によってマックスが行動を起こすようになったのは確かなことです。

この体験がなかったら、マックスは行動を起こすこともなくずーっとタクシードライバーとして一生を終えていたことでしょう。

「もう俺も若くない、夢を見る歳でもない・・・」

 

リスクを取らず計画だけで満足してしまう自分には、ヴィンセントの言葉は、とても突き刺さりました(;'∀')

 

この映画トム・クルーズが悪役をしたことで有名な映画

無精ひげを生やし銀髪に染めたトム・クルーズがカッコいいこと!

 

悪役のトム様の演技にも注目してみてください!(^^)

 

あっ、トム様自分が投げたイスにつまずきます・・・笑

それでも演技を続けるなんて、やっぱプロだわ~(^人^)

 

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

  • トム様の悪役が観たいひと
  • なかなか行動することが出来ないひと
  • スリリングな展開が好きなひと
  • タクシードライバーのひと

 

 

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「8年越しの花嫁 奇跡の実話」~ただ一途な愛~

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「8年越しの花嫁 奇跡の実話」

~ただ一途な愛~

 

こんにちは!

今回は、実話を基に映画化された映画・・・「8年越しの花嫁」です。

 

いや~、すごい愛です!

突然の脳の病気で、意識を失い植物状態になった彼女・・・

やっと目覚めたかと思えば、記憶障害で自分のことを覚えていない

 

それでも一途に、ただ一途に待ち続け彼女に寄り添う彼氏

 

二回目ですけど、もう一度言います!

いや~、すごい愛です!

 

しかも実話! Σ(゚Д゚)

 

この素晴らしい愛をぜひ皆さんにも、鑑賞して欲しい(^^)

 

それでは、書いていきます!

※ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂くと幸せます。

 

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、概要

3、登場人物

4、あらすじ

5、名シーン

6、感想

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

 

 

1、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」

評価:★★★★★

ジャンル:恋愛(ロマンス・ドラマ)

 

 

2、概要

中原尚志・麻衣の共著によるノンフィクション書籍「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」の実写映画作品

 

公開日:2017年12月16日

原作:中原尚志・麻衣「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」

監督:瀬々敬久

脚本:岡田恵和

撮影:斎藤幸一

音楽:村松崇継

主題歌:backnumber「瞬き」

上映時間:119分

 

キャスト:

佐藤健(西澤尚志) 土屋太鳳(中原麻衣

薬師丸ひろ子(中原初美) 杉本哲太(中原浩二)

北村一輝(柴田社長) 浜野謙太(室田浩輔)

中村ゆり(島尾真美子) 堀部圭亮(和田医師)

 

 

3、登場人物 

 

西澤尚志:

自動車整備会社で働く青年

先輩に誘われ参加した飲み会で、麻衣と出会う

性格は純朴で真面目、仕事は自動車いじりで趣味も自動車いじりという根っからの車好き

難病により植物状態になった麻衣を献身的に支える

 

中原麻衣

参加した飲み会で、尚志と出会う

最初、皆で楽しむ場であるはず飲み会の席で、機嫌悪そうにしている尚志を見て腹を立て抗議するが、実は「お腹が痛かった」という事実を聞き仲良くなる

料理関係の仕事に就いている

翌年に結婚式を控えた年末に、「抗NMDA受容体脳炎」とういう難病に罹り6年に渡る昏睡状態になる

 

 

中原初美:

麻衣の母親

 

中原浩二:

麻衣の父親

 

柴田社長:

尚志の勤める自動車整備工場の社長

 

室田浩輔:

尚志の職場の先輩

人見知りで不器用な尚志を何かと心配している

 

島尾真美子:

尚志と麻衣が結婚式を挙げる結婚式場のブライダルプランナー

意識を失った麻衣の為「麻衣が目覚めるまで、毎年3月17日に予約をしたい」と言うお願いを聞き入れてくれる

 

和田医師:

麻衣の主治医

 

 

4、あらすじ

 

岡山県に住む西澤尚志と中原麻衣は、誘われて参加した飲み会で出会い付き合い始める事になった。

 

婚約した翌年の3月17日に結婚式を控えた年末、幸せな20代半ばの二人を襲ったのは、麻衣が罹った抗NMDA受容体脳炎という難病だった・・・

 

 

5、名シーン(※ここからネタバレを一部含みます)

 

今回の映画の名シーンは、意識を取り戻し辛いリハビリを続ける麻衣と懸命に支える尚志、徐々に難病に罹る前の記憶も取り戻していくのだが・・・

どうしても、婚約者だという尚志の事だけを思い出すことが出来ないでいた。

 

それでも一生懸命思い出そうとする麻衣に、自分の存在自体が麻衣を苦しめていると悩む尚志は、最後にプロポーズをした思い出の場所にドライブに出掛け、別れを切り出します。

 

麻衣を病院に送り別れた後、尚志は車を車道の脇に寄せて止め

尚志は、ひとり泣くのでした。。。

 

ウソには、二通りあり

一つは自分の保身の為につくウソ

もう一つは、相手の事を想ってのウソ

 

同じウソなのに、こんなにも違う・・・

 

尚志が、麻衣の為についたウソ

なんとも、せつない名シーンです。

 

 

6、感想

 

もう一度言います!

すごい愛です!

 

私だったら、8年間も目覚めるかどうかもわからない恋人を待てるかな~?

と考えさせられました・・・

 

最近じゃ「恋は続くよどこまでも」で、ツンデレでドSの医師を演じて話題になった「佐藤健」今回の純朴な青年役も、また似合う!

役者として、幅のある人なんだなぁと感じずにはいられません。

 

そして難病の為、顔は真っ赤でパンパンになる「土屋太鳳」の体当たりの演技も素晴らしい!

 

ホントに素晴らしい作品になっております。

 

一途に人を愛することをこの映画で、教わった気がします。

植物状態で眠る麻衣の為、眠ってる間の出来事を携帯のムービーで撮り、麻衣の携帯に送る尚志の愛。

どうにか尚志のことを思い出そうとまだ一人で歩けもしない身体で、尚志との思い出の場所を回る麻衣の愛。

 

お互いが、お互いのことを思い行動する。本当にすごい愛だと思います。

 

これからも、一歩一歩…歩幅を合わせて二人で一緒に歩いて行って欲しいです(^^)

 

皆さんも、この一途な愛を鑑賞してみてください!

 

 

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

  • 真実の愛とは・・・と考えているひと
  • 幸せな気持ちを味わいたいひと
  • カップルで映画が観たいと思っているひと

 

 

8年越しの花嫁 奇跡の実話

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「恋は雨あがりのように」~雨の日ばかりは続かない~

 

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恋は雨上がりのように

~雨の日ばかりは続かない~

 

こんにちは!

沖縄は、梅雨明けしましたが私の住む西日本は梅雨真っ盛りです。

 

今回、ご紹介する映画は「恋は雨上がりのように

眉月じゅん原作漫画の映画化作品

 

長く続く雨の後の晴れ間は、とても清々しく気持ちのいいものですよね(*´ー`*)

 

主人公の女子高生あきらの心に、晴れをもたらしたのは冴えない中年のオジサン 笑

しかし、大泉洋ってクスッと笑わせてくれる演技が本当上手!(^人^) 

 

それでは書いていきます!

※ネエタバレを一部含みますので、ネエタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂ければ幸せます。

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、概要

3、登場人物

4、あらすじ

5、名シーン

6、感想

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

 

1、「恋は雨上がりのように

評価:★★★☆☆

ジャンル:恋愛(コメディ ドラマ)

 

 

2、概要

 

眉月じゅん原作による日本漫画の映画化作品

 

公開日:2018年5月25日

原作:眉月じゅん

監督:永井聡

脚本:坂口理子

撮影:市橋織江

音楽:伊藤ゴロー

主題歌:鈴木瑛美子亀田誠治「フロントメモリー

 

キャスト:

小松菜奈(橘あきら) 大泉洋(近藤正己)

清野菜名(喜屋武はるか) 磯村勇斗加瀬亮介)

葉山奨之(吉澤タカシ) 松本穂香(西田ユイ)

山本舞香(倉田みずき) 濱田マリ(久保)

篠原篤(大塚) 懸田怜央(丘嶋勇斗)

戸次重幸(九条ちひろ) 吉田洋(橘ともよ)

 

 

3、登場人物

 

橘あきら:

17歳の高校二年生

放課後は、地元から離れた街のレストラン「ガーデン」でウエイトレスのアルバイトをしている。

感情表現に乏しく寡黙なため、「怒っている」もしくは「睨んでいる」と誤解されやすい。

興味のない相手には素気なく不愛想だが、根は優しく面倒見のよい性格。

陸上部に所属しており、短距離走のエースとして活躍していたが1年生の秋、練習中に右足アキレス腱を断裂してから部活には顔を出さなくなっている。

 

失意の中術後のリハビリに通う掛かりつけの病院の帰りに、たまたま雨宿りで立ち寄ったレストラン「ガーデン」の店長・近藤との小さなやり取りが彼女を大いに励ますこととなり、以来彼に密かな恋心抱くようになる。

 

 

近藤正己:

Cofeレストラン「ガーデン」の店長

バツイチで別れた妻との間に息子が一人いるが、現在はアパートに一人暮らし。

仕事の合間にタバコをふかす愛煙家。

読書が好きで、休日は図書館で過ごすことが多く、芥川龍之介などの純文学を特に好む。

 

小説家を志望していた時期があり、40代になった今でも夢を捨てきれず密かに執筆を続けている。

誠実で人当りが良くお人よしな性格。

自他ともに認める”冴えないオジサン”

 

 

喜屋武はるか:

あきらとは幼馴染で、同じ高校で陸上部に所属している同学年の親友。

あきらとの友情を大切にしていたが、彼女が部活に顔を出さなくなってから微妙な距離感が出来てしまっている。

あきらが、陸上部に戻り競技を続けるように説得は続けている。

 

加瀬亮介:

「ガーデン」で、キッチンを担当している男性アルバイト

大学生でイケメン、女グセが悪くあきらにも目を付けている。

やや斜に構えている所があり、人を見下している感がある。

 

吉澤タカシ:

あきらのクラスメイトの男子

純朴で明るい性格で単純思考の持ち主。

あきらに好意を持っているが、彼女からは非常につれない態度を取られている。

それにもめげずに、あきらの後を追うようにして「ガーデン」にキッチン担当としてアルバイト入社するも、料理を焦がすなど…料理のセンスはあまりない。

 

西田ユイ:

あきらの「ガーデン」でのアルバイト仲間でウエイトレス

あきらとは違う高校に通う女子高生で、性格は明るく朗らかでおしゃべり好き。

同じアルバイト仲間のタカシに密かに恋心を抱いている。

 

倉田みずき:

あきらと違う高校に通う京都から転校してきた1年の女子高生

陸上部に所属しており、短距離走の実力者。

自身も過去にアキレス腱を断裂しており、必死のリハビリにより競技に復帰した経験がある。

とある競技大会であきらの走る姿を観て以来ずっとあきらに憧れを抱いている。

 

久保:

「ガーデン」で働くウエイトレスの女性

口が悪く気の強い性格をしており、近藤は彼女にあまり頭が上がらない様子。

近藤の事を情けなく頼りにならない上司と思っている。

 

大塚:

「ガーデン」でキッチンを担当している男性社員

強面でガタイがよく、ユイからは「岩みたい」と言われている。

 

丘嶋勇斗:

近藤の息子で、小学4年生

 

九条ちひろ

売れっ子の小説家

近藤の大学時代の旧友で、長髪で眼鏡をかけた男性。

 

橘ともよ:

あきらの母親

 

 

4、あらすじ

 

感情表現が不器用で一見クールな17歳の女子高生・橘あきら。

彼女は、アルバイト先の「cafeレストラン ガーデン」の店長である45歳の近藤正己に密かに想いを寄せていた。

 

自他ともに認める”冴えない男”の近藤だが、あきらはそんな彼の魅力を「自分だけのもの」として、胸に秘めた恋心を募らせていた。

そんなある日、アルバイト中に起こった出来事をキッカケにあきらと近藤の距離が急接近するのだが・・・

 

 

5、名シーン (※ ここからネタバレを一部含みます)

 

今回の映画の名シーンは・・・

練習中の大怪我で、失意の中にいたあきらが病院の帰り雨宿りによった「ガーデン」での近藤とのやり取りです。

このやり取りがキッカケで、あきらは近藤に恋をすることとなります。

 

レストランの席に座り、ボッーと外で降る雨を眺めているあきらに近藤がコーヒーを運んできます。

 

あきら:

「あの…私コレ頼んでませんけど」

 

近藤:

「サービスです」

(外を眺め)

「ただ、雨が止むのを待ってるだけじゃつまらないでしょ?」

 

あきら:

「・・・ありがとうございます」

 

近藤:

「あれ?ひょっとして、ブラック苦手だった?」

(手品でミルクポーションを差し出す)

 

(驚くあきらに)

 

近藤:

きっとすぐ止みますよ(笑顔)

 

(一礼し去って行く)

 

コーヒーを飲み終えたあきらは、ただ外の雨を見つめながら涙を流す。。。

 

ほんとちょっとした気遣いと言葉が、その時のあきらにとても印象深く残りどれだけの励ましになったか・・・

この時の近藤は、たしかにカッコよかったです(^^)

 

6、感想

 

不器用だがまっすぐなあきらの恋

悩み苦しむ事も多い世の中で、「それでも!」と希望を持って生きる為の応援歌のような映画でした。

小松菜奈の瑞々しい演技や大泉洋の中年男性の哀愁のある演技

雨の続くこの梅雨の時期に鑑賞することをオススメする作品です。

 

人には誰しも挫折や失意のどん底に陥る時があり「もうコレ以上先へは進めない」と思えることがありますよね・・・

 

冷たい雨に打たれたら、どこかで雨宿りをして一休み

 

降り止まない雨はないのだから

 

雨がやんだら、晴れ渡る空が待っている(^^)

 

 

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

  • 失意のどん底にいるひと
  • 目標を失ってしまったひと
  • 夢を諦め切れず、もがいているひと
  • 雨が止んだ後の晴れ渡る空を知りたいひと

 

 

恋は雨上がりのように

恋は雨上がりのように

  • 発売日: 2018/11/21
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと今から仕事やめてくる」 ~生きるってことは、希望をもつこと~

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「ちょっと今から仕事やめてくる」

~生きるってことは、希望をもつこと~

 

「人はなんで、働くんだろう?」

生活のため? 家族のため? 自分のため? 夢のため?

 

仕事をしていると色々、考えることありますよね。

 

今回、ご紹介する映画は「ちょっと今から仕事やめてくる」

 

就活で全然、就職先が見つからず・・・やっと内定を貰った会社は超ブラック会社

営業成績によって、社員の順列を決められ

残業時間は毎月150時間越え、毎日のように上司に怒鳴られ、無理難題の仕事を押し付けられ、休日にはただ寝るだけの生活。

 

頑張る気はあるが、徐々に考えることさえやめてしまう・・・

仕事をする事が生きる為というのなら、俺はなんの為に生きているんだろう?

 

本当、過労死OR自殺、一歩手前の主人公を救ったのは同級生だと名乗る見ず知らずの男だった。。。

 

それでは、書いていきます!

※ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂くと幸せます。

 

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、概要

3、登場人物

4、あらすじ

5、名シーン

6、感想

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

 

1、「ちょと今から仕事やめてくる」

評価:★★★★☆

ジャンル:ドラマ

 

 

2、概要

北川恵海原作による小説の映画化作品

 

公開日:2017年5月27日

原作:北川恵海

監督:成島出

脚本:多和田久美 成島出

撮影:藤澤順一

音楽:安川午朗

主題歌:コブクロ「心」

上映時間:114分

 

キャスト:

工藤阿須加(青山隆) 福士蒼汰(ヤマモト)

黒木華(五十嵐美) 吉田鋼太郎(山上守)

小池栄子(大場玲子) 森口瑤子(青山容子) 池田成史(青山晴彦)

福士蒼汰(山本純)

 

3、登場人物

 

青山隆:

ブラック企業に、勤めるサラリーマン

駅のホームで突発的に自殺しそうになった時、「同級生だ」というヤマモトに助けられる。

周りに迷惑をかけないようにと気遣う性格

 

ヤマモト:

駅のホームで自殺しようとする青山を助ける名前以外、謎の男

 

五十嵐美紀:

青山の会社の先輩で、営業成績トップのキャリアウーマン

 

山上守:

青山の会社の部長

部下を自分の駒としか考えておらず、営業成績により待遇を変えるような上司

 

大場玲子:

孤児院の園長

 

青山容子:

青山の母親

1年半以上、実家に帰ってこない隆のことを心配している

 

 

青山晴彦:

昔、リストラされ再就職出来ず、現在は山梨の実家のブドウ農園を継いでいる

 

山本純:

ブラック会社勤めで心身ともに疲れ、3年前飛び降り自殺した

 

 

4、あらすじ

 

ブラック企業にこき使われ心身共に衰弱していた隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。

同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生の「ヤマモト」は海外滞在中ということがわかる。

「なぜ、赤の他人にここまで親身になってくれるのか?」

不思議に思った隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、3年前に激務で自殺した男のニュースだった・・・

 

 

5、名シーン(※ ここからネタバレを一部含みます)

 

今回の名シーンは、隆が会社に遅れて出社し上司の山上に辞職を申し出るシーンです。

怒鳴る上司のスゴイ剣幕に、冷静にそして淡々と自分の言葉で話す隆はカッコいいです。

 

部長:

「これだから今どきの若い連中はダメなんだよ!」

「仕事はできないくせに、プライドだけが高くて」

「お前な! 社会ってもんがわかってないんだよ!」

「これくらいのことで挫けるようなヤツはなぁ。なにやったって、何処にいったってダメにい決まってるんだよ!」

「てめぇの人生なんてなぁ、一生負け犬で終わるんだよ!」

 

隆:

「僕の人生は、僕と僕を見守ってくれている人の為にあるんです!」

 

淡々と淡々と・・・

「簡単じゃなくていい」「今はまだ、自分がなにをしたいのか、何ができるのかもわかりません。でも、これからは青い空を見て笑って自分にウソをつかず生きていきたいんです!」

 

そして、最後には部長に「この会社で頑張っている人達を認めてあげてください」と頼み「出来れば部長も、少し休んでください」と余裕も見せています。

 

「ホントに何をそんなに恐れていたんだろう?」と笑いたくなるくらいです(笑)

 

自分の人生を難しくしているのは、いつも自分自身なんだなぁ~と気づかせてくれるシーンだし、部長の「ハぁ~?」という返しに笑顔で自分の意見をのべるシーンはスカっとします(^^)

 

しかし、ムカつく上司を演じさせたら吉田鋼太郎氏、ピカイチですな~( ´艸`)(笑)

 

 

6、感想

 

私、実は隆ほどではないですが、月に80時間以上残業のあるブラック企業に勤めていた経験があります。

その時は、夢の中まで仕事づけ、寝てたと思ったら突然起きて寝言を言うような生活でした。。。

今は、その会社を辞めて違う仕事をしています。

ストレスをため、自分を殺して生きていくよりもいいと考えたからです。

 

もちろん、やっと就けた職だからとか、次の職が見つかるかわからないとか、貯金も少ないとか色々な不安はありましたが・・・

今は転職して良かったと思っています。

 

「あなたの人生」は、あなたとあなたを大切に思ってくれている誰かの為の人生です。

決して、会社や上司の為の人生ではありません・・・

会社を辞める事より、死ぬことの方が簡単なんて悲しすぎる発想ですよね。

 

隆には、本気で心配してくれるヤマモトがいました。

「私には誰も心配をしてくれる人はいない」と思っている人は、自分が自分の心配をしてあげましょう。

誰よりも「自分が自分を大切にしてあげる事」、とっても大事なことを教わった気がします。

 

スカっとするし、最後にはニヤニヤしてしまうような映画

皆さんも、ぜひ一度ご鑑賞してみてください(^^)

 

 

 

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

  • 「うちの会社、ブラックだ!」と思っているひと
  • 仕事を辞める勇気のないひと
  • 真面目で、周りの気遣いが出来るひと
  • 「本当の友情とわ?」と考えているひと

 

 

ちょっと今から仕事やめてくる

ちょっと今から仕事やめてくる

  • 発売日: 2017/12/01
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チェイサー」~追跡者~

 

チェイサー(字幕版)

チェイサー(字幕版)

  • 発売日: 2017/03/03
  • メディア: Prime Video
 

 

 

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「チェイサー」

~追跡者~

 

こんにちは!

今回、ご紹介する映画は韓国でクライムサスペンスを書かしたら「この人!」というくらいの作品を世に出し続けている「ナ・ホンジン監督」が制作した映画・・・

「チェイサー」です。

 

実はこの映画、ナ・ホンジン監督が実際に起きた事件に衝撃を受けて映画化を考えたという作品

 

まぁ、犯人の行動に言動、サイコパスでした((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

結構、凄惨なシーンが出てくるので心臓の弱い方やグロいのがダメな方は、ご遠慮ください(´;ω;`)

 

それでは、書いていきます!

 

※ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂くと幸せます。

 

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、概要

3、登場人物

4、あらすじ

5、名シーン

6、感想

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

 

1、「チェイサー」

評価:★★★★☆

ジャンル:サスペンス(クライム スリラー アクション)

 

 

2、概要

 2008年公開、ナ・ホンジン監督の韓国映画(R15指定)

 

公開日:2009年5月1日

監督:ナ・ホンジン

脚本:ナ・ホンジン

撮影:イ・ソンジェ

音楽:キム・ジュンソク チェ・ヨンナク

上映時間:125分

 

キャスト:

キム・ユンソク(オム・ジュンホ)

ハ・ジュンウ(チ・ヨンミン)

ソ・ヨンヒ(キム・ミジン)

キム・ユジョン(ユ・ウンジ)

ク・ボヌン(オジョ)

チョン・インギ(イ・ギル刑事)

 

 

 

3、登場人物

 

ジュンホ:

元刑事

現在は、デリバリーヘルスの経営者

自分勝手で情け容赦のない性格で、雇っている嬢たちからも嫌われている

 

ヨンミン:

連続殺人犯

客として風俗嬢を家に招き入れては、惨殺している

その家も、資産家を殺害して乗っ取ったもの

芸術肌で、絵を描くのが上手

EDで、女性を殺害することで快感を得る異常者

殺害した人たちをバラバラに解体して、家の庭に埋めている

 

ミジン:

ジュンホに雇われているヘルス嬢

ジュンホの命令で、体調不良を押して仕事に出たところ、犯罪に巻き込まれる

娘がひとりいる

 

ウンジ:

7歳になるミジンの娘

 

オジョ:

ジュンホの舎弟

ジュンホの携帯には、(マヌケ)として登録されている

 

 

イ・ギル刑事:

ジュンホの元先輩刑事

 

 

 

4、あらすじ

 

元刑事のオム・ジュンホが経営するデリバリーヘルスで、ヘルス嬢が次々と失踪するという事件が起きる。

ジュンホは彼女たちに渡した高額な手付金を取り戻す為捜索を開始する。

やがて、出勤しているキム・ミジンの今対応している客の電話番号とそれまでに失踪した嬢達が最後に仕事をした相手の電話番号が一致していることが発覚。

 

ジュンホは、ミジンに客の自宅がわかったら携帯に連絡するように頼む。

 

客の自宅に着いたミジンは、さっそくシャワーを借りるフリをしてジュンホに連絡しようとするのだが電波が届かず窓を開ければ外にはコンクリートの壁・・・

そして、浴室の床には人の頭髪の一部が落ちていた( ゚Д゚)

 

連絡の取れなくなったミジン、到着した町名だけを知っていたジュンホはミジンの行方を捜し急ぐのだが・・・

 

 

 

5、名シーン(※ここからネタバレを一部含みます)

 

この映画の名シーンは、クライマックスでの犯人と主人公との格闘シーンでしょう!

互いに一歩も譲らない緊張の格闘シーン、そして主人公の葛藤

 

5分くらいの格闘ですが、目が離せません!👀

 

ぜひぜひ、楽しんで観てください!

 

 

6、感想

 

この映画、ヨンミンのサイコパス感と警察の手際の悪さが目立つ映画

 

ヨンミンが乗っ取った家の家主が、最近教会に来ないと心配して来たご夫婦を殺害する時とかのサイコ感((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

きっと、殺人鬼って実際会ったらこんな感じなんだろうなぁーと感じずには、いられません。

韓国映画って、なんかこういうリアリティ感を作るのが本当に上手だなと思います

(;´Д`)

 

そして、なんといっても警察の対応の悪さ(# ゚Д゚)

 

ジュンホの手によって一度は、警察に捕まるヨンミン

しかも、「ヘルス嬢は売り飛ばしたんじゃない、殺しました」と自白しちゃう潔さ

それなのに、せっかく捕まえた犯人を体裁を考えて釈放しちゃうの( ;∀;)

 

「俺は、殺人犯だ」「12人殺しちゃた」「ミジンは、まだ生きてるよ」って犯人が言ってるのに、放しちゃうんだもん・・・

どう責任を取んのよ(;´・ω・)

 

警察が当てにならないから元刑事の主人公ジュンホ、町中を走り回るし犯人を追いかけ回す!

もうほんと、しつこいくらいに(笑)

 

しかも、強いのジュンホさん!

犯人もタジタジ・・・(笑)

 

度胸と自分の正義を信じなけりゃここまでの行動は出来ないな~

そして、最初は自分の事しか考えていないジュンホがミジンを心配する娘のウンジのために必死でミジンを捜索し頑張る姿をついつい応援してしまいます!

 

「どうかミジン、助かってくれ~」と・・・

スリラーじゃないと感じない、このハラハラドキドキをどうぞ鑑賞してみてください。

 

しかし、商店のおばちゃん「なんで?」と私はアナタに言いたいですよ!(笑)

 

 

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

  • ハラハラドキドキが好きなひと
  • ナ・ホンジン監督作品が好きなひと
  • 俺も追いかけたいけど、最近歳のせいで息切れがスゴイひと