鑑賞日和

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ER シーズン1 緊急救命室 第5話「心臓提供者を探せ」

 

 

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「ER シーズン1 緊急救命室」

第5話「心臓提供者を探せ」

~医療現場の人達から学ぶ、人生論~

 

こんにちは!

今回は、「ER シーズン1 緊急救命室」第5話「心臓提供者を探せ」を鑑賞しての事を書いていきたいと思います。

今回も、前回のエピソードの事を書いていますので、ネタバレが嫌な方は、まず前回のエピソードを視聴してから読んで頂くと助かります(^^)

 

それでは、書いていきまーす!

 

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、登場人物

3、前回までのER

4、今回のあらすじ

5、今回の名シーン

6、感想

 

 

1、「ER シーズン1 緊急救命室」

第5話「心臓提供者を探せ」

評価:★★★★★

作者:マイケル・クライトン

ジャンル:海外ドラマ

 

2、登場人物

マーク・グーリン

ERチーフレジデント

妻帯者で娘が一人、ダグは親友

ダグに「不倫しようと思ったことは?」と聞かれれば「ない。家庭のあるものには許されないこと」と語るほどの妻ひとすじの男

人格者で、頼りになるERのリーダー的存在

 

ジョン・カーター

医学部3年 ERに研修に来ている

ベントンは教育係

前回、多忙で寝る時間も惜しみながらも働いているのに、命を救う事の出来ない現状に「なんの為に、やっているのか・・・」と落ち込み、医者になることを諦めようとしていたが、突然現れた妊婦の出産に立ち会い、自分の手で赤ちゃんを取り上げることで医者としての自信を取り戻した

 

ダグラス・ロス

ER所属の小児科フェロー

グリーンとは親友

キャロルと2年付き合っていたが、自身の浮気が原因で破局    

自殺未遂から復帰したキャロルに、恋人がいると知っていながらも、アプローチしている

 

ピーター・ベントン

外科レジデント2年目

カーターの教育係

母の介護を姉と義理の兄に任せている(義兄は車の修理業)

前回、一緒の奨学金に応募している外科のライバル サラ・ラングアージに負けまいと少しでも多くの症例や手術をしようと躍起になり、義兄と約束した母の介護を忘れたり、患者の痛みの訴えを聞かずスーザンともめたり自分本位な行動をとってしまう

 

スーザン・ルイス

内科・外科レジデント2年目

患者さんの親身に思うあまり、治療方針のことで、他の医者と衝突することが多い

最近、精神科のスベテッィクと付き合っている

グリーンとは、なんでも話せる仲

 

キャロル・ハサウェイ

ER看護師長

ダグと付き合っていたが、破局

整形外科医のタグリエルと付き合っている

 

3、前回までのER

 

ERの忙しさに気力も体力も限界に近いカーター、この日も病院前で「ひき逃げ」に合い死亡した青年の家族に自ら「死亡宣告」をしないといけないという重役を言い渡される

歳の近い青年の死と何もしてあげられない自分の不甲斐なさに、「医者にむいていない」とさえ感じ落ち込んでいた・・・

しかし、突然搬送されて来た妊婦の出産で胎児を自らが取り上げることで、医者としての自信を取り戻す

 

ベントンは、スターツレー奨学金に同時期に応募している1年経験の多いサラ・ラングアージに負けまいと躍起になって仕事をし、「今日は姉との結婚10周年の記念に、夜食事に行くから、その間だけ義理母の介護を頼む」という義兄の約束を忘れてしまったり、患者の訴えを聞かず症状だけを診てオペをせず部長に怒られたりさんざんな目にあった

 

ダグは、花束を持ちキャロルの自宅に訪ねてみれば、裸のタグリエルが登場し、キャロルには「どういうつもり?」「こんな時間に、訪ねてきて私が喜んで迎えると思ったの?」「愛してると言いたいの?」「あなたには、そんな事を考える資格さえないわ!」となじられてしまう

 

「当て逃げ」や「ひき逃げ」をした本人は、悪気はないだろうし、怖くなって逃げただけかもしれないが・・・当てられた方にとっては、傷つき打ちのめされ、最悪の場合死んでしまう可能性のあること(心も体も)

自分の人生の責任は、自分しかとることはできない逃げずに立ち向かおう

 

4、今回のあらすじ

時刻は午後四時半だというのに、ダグもカーターも仮眠をとるほどの多忙なER

グリーンは、妻のジェニファーからやっと就職先が決まったと聞かさられる・・・

しかし、その就職先は、シカゴから車で片道2時間もかかるミルオーキー、ジェニファーからは「ミルオーキーで、転職先を探して」と言われ頭を抱える一日となる

 

心肺停止でERに担ぎ込まれた、サム・ガスナー

43歳という若さなのに、極度の心筋障害を患っており、主治医からは「心臓移植をする以外、助かるすべはない」と告知されている

仕事の関係で、シカゴに来ておりERで治療する以外すべはない

しかも、心臓は…もう限界にきており朝が来るまでに心臓移植をしないと助からない状態だ

グリーンは、何とかしようと心臓提供者を探すのだが・・・

  •  車を盗み、警察に追われて妊婦を轢いた不良少女
  • 重度の喘息になった娘に、吸入器や薬も買ってやれないスラム街に住む母親
  • 大量の酒を遊び半分で呑み昏睡状態で運び込まれる若者
  • リズから、性病をうつされたかもしれないカーターくん
  • 極度の心筋障害で、移植を待つガスターさん

今回は、こういったエピソードで物語が進んでいきます

 

5、今回の名シーン

今回の名シーンは、心臓提供者を待つガスナーさんが待合室で待つ妻と娘に会う前に、グリーンに本音をもらすシーンです

グリーン「家族がみえたよ」

ガスナー「知ってるかい?このジョーク・・・やめとこう」

「こんなに尽くしてもらって、結局どうにもならないことなんだ・・・まったく笑わせるよ。 何をしても助からない、着々と死ぬ準備をしているんだ・・・」

 

(涙をこぼしながら)

「まだ死にたくない」「準備など出来ていない」「家族と別れたくない」「娘には私が必要なんだ・・・」

 

ジョークを言ったりして、周りのことを気遣うガスナーさんが死が近づいた時に、治療してくれたグリーンにもらした本音・・・

わたし、大人ですがこのシーン、号泣してしまいました!(涙)

 

6、感想

 今回のエピソードは、命の大切さを改めて感じられるとても素晴らしいエピソードでした

同じERに搬送された、遊び半分で酒を呑み命を軽くみている若者がとても対称的で、さらに「命の尊さ」が浮き彫りになっています

 

そして、今回のエピソードの最後にグリーンが家族と話すシーン、これもとてもいいシーンなので、皆さんもぜひ視聴してみてください!

 

 

甘い誘い

甘い誘い

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