鑑賞日和

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「君に届け」~気持ちは、言葉にしないと伝わらない~

 

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君に届け

~気持ちは、言葉にしないと伝わらない~

 

こんにちは!

先日の三浦春馬さんの突然の訃報、驚きましたしとても残念でした。

木村花さんや三浦春馬さん、自分より若い人達が先に旅立って行ってしまう事は、なんとも悲しくどうしようもない感情にもなりますよね・・・

 

きっと一生懸命、自分の命を燃やして人生を全うしたんだと思いたい。

先に旅立ってしまったけど、彼は作品の中で生きています!

いつでも、作品の中で会えるんです!

私達に出来る事は、同じ時代を生き彼がこの世にいて輝いていた事を忘れない事だと思います。。。

故人のご冥福をお祈りいたします。

 

今回、ご紹介する映画「君に届け」は、私が三浦春馬さんが出演する映画の中で一番好きな映画です!

まだ若い三浦春馬さんの瑞々しい演技と爽やかな笑顔が、とても眩しい映画となっています。

 

それでは書いていきます!

※ネタバレを一部含みますので、ネタバレがイヤな方は一度視聴してから読んで頂くと幸せます。

 

 

もくじ

1、タイトル 評価

2、概要

3、登場人物

4、あらすじ

5、名シーン

6、感想

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

 

1、「君に届け

評価:★★★★★

ジャンル:恋愛(ドラマ)

 

 

2、概要

椎名軽穂原作のベストセラーコミックの映画化作品

 

公開日:2010年9月25日

原作:椎名軽穂君に届け

監督:熊澤尚人

脚本:根津理香・熊澤尚人

撮影:藤井昌之

音楽:安川午朗

主題歌:flumpool(A-Sketch)「君に届け

上映時間:128分

 

キャスト:

多部未華子(黒沼爽子)

三浦春馬(風早翔太)

蓮佛美沙子(吉田千鶴)

夏菜(矢野あやね)

ハル・アオヤマ(真田龍)

桐谷美玲(胡桃沢 梅)

井浦新(荒井一市)

勝村政信(黒沼喜多夫)

富田靖子(黒沼陽子)

金井勇太(城ノ内宗一)

 

 

3、登場人物

 

(黒沼爽子)

 

 大晦日の日に生まれ、爽やかな子となずけられる。

幼稚園で「座敷童みたい」と言われた事をキッカケに、本物の座敷童みたいに「誰かの役に立つ様にと一日一善」を目標に生きている。

小学生の時、映画の「リング」が流行り「貞子」と呼び間違えられてから、見た目も貞子そっくりで人見知りの為、あだ名まで「貞子」に・・・

 

高校入学時、道に迷う風早に道を教えた事で、出会う。

高校に入っても、友達も出来ずに一人で過ごしている。

 あだ名は「貞子」

純粋でいつも人の気持ちを考えて過ごしている為、自分の気持ちを伝えず諦めてばかりいた。

 

 

(風早翔太)

高校の入学式の日、道に迷っていた時に爽子に助けられる。

その日から爽子を目で追う様になり、爽子の純粋で真っすぐな性格や人の気持ちを尊重する人柄に惹かれていく。

学校の人気者で誰からも慕われるアイドル的存在。

 爽子のクラスメイト

 

(吉田千鶴)

翔太と龍とは、小学生の頃からの付き合い。

とくに龍とは、幼なじみで何でも話せる仲。

男の子っぽい性格で、イヤなものはイヤとハッキリ言うさっぱりした性格。

あやねとは、親友同士

 爽子のクラスメイト

 

(矢野あやね)

見た目で遊んでそうと勘違いされやすいが、しっかり者で面倒見のいい女の子。

千鶴とは、親友同士

爽子のクラスメイト

 

(真田龍)

翔太と千鶴とは、小学生の頃からの付き合い。

特に千鶴とは、幼なじみで何でも話せる仲。

密かに千鶴に、一途な恋心を抱いている。

冷静で意外に周りの事を見ている性格。

人の名前をなかなか覚えない所がある。

 爽子のクラスメイト

 

(胡桃沢 梅)

中学生の頃から翔太の事が好きで、翔太が行く高校に行きたいが為に猛勉強をするくらいの頑張り屋。

少しでも、翔太と繋がりを持ちたいと同じ体育祭実行委員会に入り、告白の機会を伺っている。

なにかと翔太の周りにいる爽子の事を疎ましく思っている。

 

(荒井一市)

爽子達のクラス担任

声は大きく、開けっ広げな感じ「世界は自分中心で回っている」と思っている様な自己中な性格。

翔太とは、古くからの知り合い。

あだ名は「ピン」

 

(黒沼喜多夫)

爽子の父親。

市民交響楽団で、シンバルを演奏する音楽家

毎年恒例のカウントダウンでシンバルを放り投げて、生まれた爽子に会いに行くくらいの家族想いなお父さん。

「本当に会いたい時は、全部放り投げてでも会いに行くもの」という考えの持ち主。

 

(黒沼陽子)

爽子の母親。

頼りない夫と爽子を支える良き妻であり母親。

 

(城ノ内宗一)

爽子のクラスメイトで、翔太の友達。

 

 

 

4、名シーン(※ここからネタバレを一部含みます)

 

今回の映画の名シーンは、肝試しを期に爽子と仲良くなった千鶴とあやね。

友達として過ごしていた3人,そんな折爽子の耳に「爽子と一緒にいると千鶴やあやねの評価も下がる」という学校でのウワサ話が聞こえてきます。

 

千鶴とあやねの事を考え、何も言わず距離を置く爽子ですが

何も聞かされず爽子に距離を取られた千鶴達は、ただ困惑するばかり・・・

 

そんな時、トイレで千鶴達の悪口を偶然聞いた爽子は悪口を言う女子達に「誤解だから、訂正して欲しい」と果敢に立ち向かっていきます。

それを助けに入る千鶴達・・・

 

この映画のスゴイ所は、恋愛だけではなく友情もしっかり描かれている所ですね

(^^)

三人が抱き合うシーンは、見ものです!

誤解も解け、三人が仲直りするシーンが今回の名シーンです。

 

 

5、あらすじ

 

見た目が暗く周りからは映画の「リング」の貞子に似ている為「貞子」とあだ名される黒沼爽子は、クラスになじめずにいた。

しかし、その外見とはウラハラに健気で純粋な彼女に、誰からも好かれるクラスの中心的存在の風早翔太は、密かに好意を抱いていた。

 

孤立する爽子をいつも気にかけてくれ、影で支えてくれる翔太。

翔太の言葉や行動を励みにして、爽子は「自分を変えようと」徐々に他のクラスメイト達と打ち解けるようになっていく。

 

 

6、感想

 

この映画、青春の1ページを切り取ったような爽やかさが残る映画でした。

映画のなかでは、春夏秋冬がしっかりと出ているし

少しずつ成長していく爽子を親目線で、ついつい観てしまう自分がいました(笑)

 

恋愛も友情も、人としての成長も描かれた良い映画です。

 

そして、若い三浦春馬の爽やかな笑顔が観れる特別な作品でもあります。

告白をして、答えを聞けぬままバスで去っていく爽子を見るあの寂しげな翔太の表情

あの演技を観ると「やっぱり、素晴らしい俳優さんだったんだな~」と改めて思いました。

 

自分の気持ちは、言葉にして話さなければ伝わらない。

きっと三浦春馬さんも、爽子のように純粋で周りのことを考える人柄で、「人に迷惑をかけたくない」と思い一人で抱え込んでいたんでしょうね・・・

 

自分の気持ちを言葉にして伝える事は、とても難しいこと怖いこと

伝えることが苦手な人は、人の事を考えれるきっとすごく優しい人

この人には「この想いが届いて欲しい」と思える人に、出会えたら・・・

 

勇気を持って伝えよう!

だって、伝えたいと思えるくらい

きっと、その人はあなたにとって『大切な人』なのだから

 

皆さんも、ぜひ鑑賞してみてください!(^^)

 

 

7、この映画・・・こんな人にオススメ!

 

  • 青春時代を思い出したいひと
  • 口下手で、自分の気持ちを伝えるのが苦手なひと
  • 学生時代、淡い恋心を抱いていたひと
  • 三浦春馬の爽やかな笑顔に、もう一度会いたいひと

 

 

君に届け

君に届け

  • 発売日: 2019/08/28
  • メディア: Prime Video